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第33回「いい会社」の法則 ふりかえり会開催

「いい会社」には法則がある!
として勉強会に参加し学んだ法則を、有志で再度ふりかえる会を行っています。

11月28日に第33回を開催しました(そうです。午後の重度障がい者社会支援フォーラム開催日の午前中に行いました)。
紆余曲折有りますが、なんとか継続しています。

今回もリモート開催で大阪の勉強会参加者も参加していただき、今回は法則の解説担当を大阪で生産管理を中心に企業コンサルティングされている田水達郎先生にお願いしました。

我々、中日本勉強会では未だ学んでいない法則54『「いい会社」には売上だけでは成立しない』から、企業紹介として天彦産業様をモデルケースに置いて、皆で考えてみました。

天彦産業様は女性活躍のお手本として過去には当時首相であった安倍さんが見学されたこともある有名企業です。

我々も「いい会社」として見学したこともあり、仲良くさせていただいている参加者から具体的なお話が聞けたのもあり、非常に充実した話し合いになりました。

売上と利益の違いから、お金を会社に残すこと、お金の使い方の違いがあり、「いい会社」の経営者は会社起業の時点から目的を「従業員とその家族を大切にする」としている場合が多く、すると財務内容も変わってくるようです。

一般的な起業者の中で、どれだけ従業員とその家族(かっこよく言えばステークホルダー)を大切にしようと考えている人がいるのでしょうか。実際に大切にするには、どのようなお金の使い方をするのでしょうか。

現在のコロナ禍にあっては「雇用維持」が最優先で、維持するために企業が生き残る、の順序です。この考え方と実際の経営でないと従業員は付いてこないでしょう。

天彦産業では、リーマンショック時に社長が見栄を張って賞与を払おうとした時に従業員の方から止められたお話もありました。労使関係のあり方も、賢く情ある従業員と経営者の関係が大切であり、間違いのない計算式では測れない部分も含めての作用を視ていく姿勢があって、ようやく我々は企業への支援が出来るのではないかな、と思います。

良い組織感情が高まり、学習する組織の質が高まることで、売れる仕組みが出来上がる。利益が従業員とその家族へと還元され、幸循環が生まれる。

天彦産業ではこの辺りが良く出来ており、経営者の人柄と姿勢、社内の雰囲気、今回知った従業員を見守る評価制度や委員会活動といった部分が見えてきました。

知らない法則を別の法則とつなげて考えることも面白く、良い回であったと思います。

参加者の皆さん、ありがとうございました。


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