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そのままの君がすき!─第2回リトルプレスの会

2021年1月16日の第2回「リトルプレスの会」は参加者6名+オンライン参加1名の7名でした。
最近気になっている本や、発見したリトルプレス、過去に作ったものなどを思い思いに持ち寄り、それについての雑談から始まりました。

leleさん
自ら製本したり、リトルプレスを出している方。YouTubeでリトルプレスの作り方なども発信されています。
https://note.com/lele_mstl
kami/(かみひとえ)さん
世界中の紙をめぐる旅をし、それを書籍化準備中の方。本がとっても楽しみなのです。
https://kamihitoe.official.ec/
中庄(株)
東京にある老舗の紙メーカー。会社としてnoteをやっていたり、それをフリーペーパーにしていたり。
https://note.com/mirakurubu
栞や
金比羅山の参道にある本と栞のお店。「おみくじ栞」というのがタロットカードみたいな栞がランダムに出てくるというもので、おもしろそう。
https://shioriya.net/
琴平文具店
同じく金比羅山の商店街にある文具店。好きな紙や表紙を選んで、オリジナルのリングノートを製本できるのが人気だとか。東京・蔵前のカキモリはなかなか行けないので、近くにあるのは嬉しい。
https://kotohira-bungu.com/
『改訂版 印刷・加工DIYブック』
前回も話題になった本。印刷や製本、加工って自分でできる方法もたくさん。アイデアいっぱいで見ているだけで、何か作ってみたくなる本。
https://www.amazon.co.jp/dp/4766132998
『夜空はいつでも最高密度の青色だ』最果タヒ
不思議な文体と世界観の文筆家・最果タヒさんの本は、表紙のデザインが可愛らしくて素敵。レイアウトも、縦書きがあったり横書きがあったり、余白の取り方もおもしろい。
https://www.amazon.co.jp/dp/4898154395
『読む処方箋01 失恋』
愛媛県松山市にある「襟巻編集室」さんが作ったリトルプレス。失恋をテーマに、いろんな人が文章を寄せている。
https://booknerd.stores.jp/items/5c9600033207bc1174617bc3

中庄さんのフリーペーパーの質感や個性的な紙サンプルに癒され、画面越しに手触り感を説明してみたり。「あー、紙触りたい…」と思わず、オンライン参加の下舞さん(笑)

そのあとは、こんなリトルプレス作ってみたい!というのを各々考えて、共有し、お互いにコメントなどしあいました。みんなアイデアがいろいろ!どれから手をつけようか迷っちゃいますね。

●福山の人たちの思い出をショートストーリーにしたものをまとめる
●好きな本をひたすら紹介する(関連する本を数珠つなぎに)
●中国語ひとこと日記
●「マインドフルネス」を分かりやすくかみ砕く
●その土地の物語をおみやげに
●不要品を譲り合える場所をプロットしたマップ
●現在進行中のプロジェクト(多世代の居場所づくり)を紹介する冊子
●不登校親子の会の手記
●福山まちなかぐるりん自転車マップ
●レトロマップ
●とにかく自分らしいもの
●島が離島だったころの思い出話
●小さなまちのタブロイド紙
●自分の季節ごとの暮らしのアーカイブ
●まちの写真集

どれも完成が今からとっても楽しみです!

リトルプレスは作り手が満足していればよし!な世界。なので、少々デザインがかっこ悪くても、統一感がなくても、全然いいのです。何を言われても気にしなくていい。

「何か作りたいけど、自分らしさってあるのかな?」という話の中で、「そのままのあなたが好き!やってみて!」とコメントし合う場面もあり。なんだこのあったかい場は…!もうこれは、リトルプレスを作るという領域を超えて、お互いの個性をまるごと受け止めて愛する場になっていってる…!

既に「今こんな感じ〜」と見える形になってきている人も。「始めから完璧を目指さなくていいよね。最初は薄っぺらくても!」という話も出て、なんだか夏くらいには展示会ができるのではないかという感じもしています。

会は、2ヶ月に1回ほどのペースで考え中です。福山駅周辺で、奇数月の土日になりそうです。リトルプレス以外の表現をしてみたい人もつながってきていますので、「なんか作ってみたい」「表現してみたい」という方がいらっしゃれば、一緒にやりましょう◎
あなたの世界の見方、ぜひ教えてください。

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