家族時間の優先順位 〜パパと息子の往復はがき〜

出張は年に数回、ほんの数回しかしない。

平日はほぼ家事をしているが、出張に行く前にはいつにもまして、できるだけの家事を済ませてから行く。小さい男児2人をママ1人で見るのは大変だ。理解しているだけに色々と気を使う。

今回の出張前夜はたまたま帰宅も遅くなる。寝てから帰宅し朝起きる前に出発しなければならない。2泊3日。しばらく会えない。バイバイが言えない。

ママに「お手紙書いてあげれば」と言われた。そうだそうだ。その手があった。

書いてテーブルに残していった。

出張から帰るとPCデスクにふくたろうからの返事が置かれていた。

パパお手紙ありがとう。これからも一緒に仲良くしようね。ふく

ママに言われて書いたわけじゃないらしい。自主的にお返事を、しかもママが寝てる間に書いたらしい。保育園でもお手紙交換をしているのでお手紙にお返事を書くという文化が身についているのかな。素敵。

ひらがなが少しずつ上手くなってきた。

言葉での会話ではないお手紙でのコミュニケーション。これから何か言いづらいことや秘密のお話、約束とか、お手紙でやり取りしようかな。

家族の時間の優先順位

第1子が誕生してから（今回のような特例を除き）出張はもちろん、夜の会食も一切やめた。家事のことも気になるし、家族が寝てる顔見たい。本当はそんなこと言ってないでどんどん人に会いに飛び回るべきなのだろうけど。それは後から取り返せる。お指ちゅっちゅしてる、ぬいぐるみをぎゅーってしてるかわいい寝顔は今しか見れない。

「今しかできない」「今しか味わえない」「今しか見れない成長」

子育てと仕事の優先順位はいつも悩みのタネだけど、パパパパってくっついてくれる時期なんてほんの数年。今の家族の時間をしっかり楽しみたい。