心のチグハグ

枠からはみ出すのは自分がおかしいのだと思ってた。
でも違ったのかもしれない。
自ら、はみ出しにいってるんじゃないかってこと。
どうしても輪の中というのは落ち着かない。

何事も括られるのが嫌いだった。
縛られるのも窮屈だった。
同じことも、同じものも、あんまり好きになれなかった。
でも確かにみんなと合わせていた自分がいた。

みんながそっちに行くなら私はこっちに行きたい。
いつの間にか、そんな人とは違う行動をしたがった。
自分からそっちに行っておいて、
みんなは来てくれないなんて言っているのだろうか。
そんなの当たり前なのに。

無意識にそんな心の動きをしている気もした。
何かがチグハグしている。
そう気付いてからが、動き直せるチャンスなんだ。