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添田町の幸福論。

11月16日、「ウェルビーイングポリシー研究会」のWeb勉強会に参加しました。オープンな研究会なので、興味のある方はどなたでも、参加できるようです。
飛び込んでみて、正解でした!
「幸福に関する調査・研究内容を参考にしながら社会や政治や経済のあるべき姿や、実現のための対策や政策を考えていく研究会」と読むと、
どうなんだろう??と思ったりもしたんです。
いいヒントをもらいました。

前から添田町(住民)の幸福感をどうやったら高められるのか(よりハッピーになる)って考えてたけど、幸福の定義なんて人それぞれだし、そのそれぞれを充実させる政策・施策って!?となかなか出て来ずモヤモヤしてました。

勉強会では、細川甚孝さんから話題提供あり。
・地方自治法に「住民の福祉の増進を図る」(第1条の2)とあり、自治体の役割とされている。
・自治体の政策・施策は、その目的を達成するもの。
・幸福度はアンケート調査で。あなたは幸せですか?(10段階)
・アンケート結果を集団(クラスター)に分類。
・その集団ごとにペルソナ(典型的な人物像)を設定。
・そのペルソナの幸福度をあげるための施策を実施する。
・尼崎市の事例:尼崎市総合計画読本(市民向けパンフレット)

尼崎のペルソナ設定には驚いたけど、「ありたいまち」を具体的に描けているのはいいですね。
共感しやすいし、そのために何を為すべきかが明確になります。
住民の幸福度も向上するのでは!と思ってしまいます。

添田町では、第6次総合計画が始まったばかり。
ありたい姿をどう明確にし(共有し)、その実現のための政策・施策を実行できるかが大事です。
総合計画策定時に実施した 添田町住民アンケート調査結果 では、様々な意見が述べられています。
多種多様な意見がある中で、10年後のありたい姿を共有するのは大変なことです。が、そこをしっかりやっていかないと、何のための施策なのか、効果(アウトカム)が期待通りなのか、振り返ることもできなくなっちゃいます。
アンケート調査からのニーズに対応するだけでなく、幸福度をあげることを目的とし、その手段として適切な政策・施策を実施していく。
そんな予算の使い方をしていけば、添田の幸福度もあがるんじゃないかな♪

幸福度の変化を知るためにも、まずは住民アンケートに幸福度の質問を入れることからです。


#この街がすき

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