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「“好き”を仕事にできる人の本当の考え方/岡崎かつひろ著」ビブリオエッセー

《大きな声が、キラキラが、正しいわけではありません》



いきなりの『「好き」を仕事にするのはやめなさい』って、私の好きを仕事にしているのは駄目ってことですか?

と、ドギマギしながら読みはじめました。読み進めているうちに、そうだよね、そうそう、それでいいんだよね、と思えることばかりでした。

「最初から好きな仕事はなくて、努力してできるようになっていくうちに好きになる
いずれやめる前提で仕事はしない。」
やるからには本気で自分が納得できるようにやりたいです。

どんなに著名な専門家でも未来の予想は当たってはいません。それならば、素人の自分が未来を予測しても意味がないのかもしれません。
ならば、馬鹿げたほどおっきな夢を妄想し、そちらの方向に向かって、予想がつく範囲の小さな夢をコツコツと叶える事に一所懸命に取り組む事にしよう。
状況に合わせて、妄想だって変えても構わない。

クラウドファンディングが好みじゃない私は、貰う側も出す側もやったことがありません。信用をお金に換えるな」の項を読んで、なぜ好むことができずにいたのかがわかった気がします。

声が大きい人が言う話が正解のように思えてしまう。
SNSでキラキラしている人を見るたびに敗北感を感じてしまう。

それも含めて、私が日頃、モヤっとしていることと、理不尽だなと感じていることに、ゴンっとゲンコツを落としてくれています。

この一冊、しばらくはそばに置いておくことにします。



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