#23 劇伴について、喋りたいそうです。
こんにちは、鏑木澪です。
みなさんは、劇伴、好きですか?
(謎の直球質問)
劇伴ってなんやねん、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
劇伴(げきばん、「げきはん」とはあまり言わない)は、映画やテレビドラマ、演劇、アニメ等の視覚作品に合わせて流される音楽であり、転じて音楽ジャンルのひとつ。
鏑木は映像作品を観るのが好きですが、自分が作曲をはじめるまで、音楽に注目することはありませんでした。
予告を観るのが好きですから、主題歌は比較的聞いていたと思いますが、劇中で使用されている楽曲を調べて、改めて聴くようなことはまったくなかったのです。
それがある時、アニメを観ていて
「なんか、ものすごく雰囲気似てない? 全然、物語の世界観違うのに」
ということがあって、作品の共通点を探していたところ
「音楽の人が同じやん!」
と気がついて、衝撃を受けました。
音楽の力、すごい。
作品から受ける印象に大きな影響を与えているのですね。
特に意識して聞いていたわけでもないのに
「雰囲気が似ている」
と感じたわけですから、作品の「空気感」みたいなものを作るのに音楽が果たす役割は大きいのでしょう。
まぁ、これはわりと有名な話で、よく知っていて分析している方がいらっしゃいますから、鏑木のようなにわかは
気づいて、感動したんです!
といいたいだけです。
因みに、現在の鏑木は
・梶浦由記さん
・澤野弘之さん
このおふたりが特に好きです。
子供の頃、ジブリ作品を何度も繰り返し、繰り返し観ていたので
・久石譲さん
好きです。
もう、ジブリ関係の曲は鏑木の奥深くにしっかり刷り込まれていると思います。
曲を聞けばアニメのシーンが浮かびますし、アニメを観れば曲が思い浮かびます。
個人的なことですが、鏑木が初期に作った曲を昔お世話になったピアノの先生に見てもらったことがありました。
先生が私の曲の楽譜を見ながら、その場でアレンジして弾いてくださったのですが、
ものすごく、ジブリっぽかったんです!
鏑木が編曲に使っていた楽器は全くジブリっぽくありませんでしたし、ボカロに歌ってもらっていたので、全くそんな印象はありませんでした。
それが、ピアノで弾いてもらうと
どことなく漂う、ジブリ感。
先生は、楽譜を見ただけでそういう印象を受けたそうで、その印象で弾いてくださったそうですから、余計にそうなったのだとは思いますが、
正直、めちゃくちゃ怖かったです。
今だと、「あぁ、4度で音積んでるのかしら?(わかりやすいところ)」など、
「この人の曲だと、この場面ではこういう流れになることが多い」
というのがわかっていて、それを意識してとり入れている場合もありますが、何も知らずに作っていた頃の曲に影響がでているというのは、もう、どうしようもありません。
まさしく、刷り込み。
人間、小さい頃に影響を受けたものからは、なかなか離れられないのかもしれません。
無意識、というのが本当に恐ろしいです。
そうはいっても、やはり好きな音楽なので、意識的に再現しようとした時に再現できないのが歯痒いと思っているのですが、要素として自分のなかにあるのだと思うと嬉しいです。
「完全オリジナル」なんていうのは、余程の天才か、ただの無知だと鏑木は思っていますから、いろいろな要素を組み合わせた「私のオリジナル」を大切にしたいと思っています!
そう!
作曲をはじめた頃からずっと思っているのですが、存在しない作品の劇伴を作ってみたいです。
(わけわからんこといっています)
鏑木は歌ものが好きなのですが、同時に
「音楽だけで表現したい」
という気持ちがあります。
歌ものはどうしても、歌詞の影響が強いと鏑木は感じています。
歌なしで、曲だけで感情や風景を伝えられたら、とても素敵だと思うのです。
ですから、いずれ挑戦します!
一応、アニメーション制作の勉強も少しずつしているので、本当に映像作品も作れたら、もっと素敵ですよね。
(話が膨らみすぎです←)
やりたいというのも、実際やるのも、他人に迷惑をかけない範囲であれば、その人の勝手ですからね!
頑張ります!
やーーーーー!っ
(気合を入れたつもり)
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