#307 紙の本に憧れちゃうわ。
こんにちは、鏑木澪です。
まだ、全然書き終わる気配がないのに、「KDPを使えばいいんだ！」と気がついてから、テンションが上がって、どんな表紙をつけようかと、そんなことばかり考えている人間が通ります。
長編小説の執筆中です。
（なお、過去に一度も長編を書き上げたことがない←）
読書が好きで、自分も文章を書くようになった人は、やはり「自分が書いたものが本（紙に印刷されたもの）になったらいいのにな」と一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
……というか、私は子供の頃から何度も夢に見た気がします。
新人賞を獲ってとか
持ち込みでとか
小説投稿サイトで上位に入ってとか
漠然と”書籍化”の文字に憧れていた時期がありました。
ちょうど、私が高校生だった頃、いよいよ「あんたは将来、何をするんですか」「何をして、飯を食っていくんですか」と聞かれた時に答えを持たず、現実逃避した先に、同世代の小説家がいました。
わぁ、もう出遅れてんじゃん。
今、ここにいる時点で、私、ダメじゃん。
……終わったわ。←
大学を卒業する頃にも同じことを思っていましたね。笑
（なんだかんだ、捨てきれない夢のひとつである）
商業的に成功しようと思ったら、他人からの評価が不可欠なわけですが、今日日、「そんなもん、誰が読むんだい？」ってなものでも、比較的手軽に出版できます。
実際、やろうと思ったら”手軽”かどうか、私は疑問符が浮かぶのだけど。
（こういったサービスがなかった頃と比べれば、ハードルは下がったはずだけれど、ひとりで準備を整えるのはそんなに楽じゃないと思う。内容にはよるだろうが）
特に電子書籍は、かなり手を出しやすい印象です。
まだ、やったことがないので、想像でものを言っております。
でも、ペーパーバックが欲しい。
紙で読みたいもん。
もう、自己満足ですよ。
売り上げとか、読んでくれる人がいるかとか……そもそも、人に読ませていいレベルのものを書けているのかとか、どうでもよくて、ただ、自分の書いたものが文庫本の形に収まっているところを見たい。
欲です！ッ
欲の塊！ッ
それで、ちょいとこちらの計算ツールを使いまして、想定するサイズに対して、どれくらいコストがかかるのか調べてみました。
まだ書き終わっていないから、実際のところどうなるかわからないけれど、配分的にこれくらいのページ数になるだろうというところで、計算した結果……
最低小売価格：1210円（ロイヤリティ0円←）
……ん？
文庫本（素人作）に、1000円以上？
自己満足の「わぁ、なんか刷ってもらえた。びっくりぃ」の価格としては、1冊から作れるのもあって、ありがたいお値段なのかもしれないけれど、とても人に「本出したから、よかったら買ってやってください」と言える額ではない。
あれですよ、私の中で1000円の文庫本といったら、東野圭吾さんの『白夜行』です。
（今、いくらなのか知らないけれど、私が買った時はそれくらいだった）
確か、860ページくらいあったと思うのですが……私、その半分以下、3分の1くらいの量ですよ？
（質の話はしないで←）
まぁ、文庫本が500円以下で買える時代は、だいぶ前に終わったんだよな。
私が子供の頃も、ワンコインで買える文庫本は少なくなっていたけれど、千円を超えるものは、特異という印象でした。
すっかり、読み放題（サブスク）で電子書籍を読む習慣がついてしまったので、価格を気にしなくなっていましたが……恐ろしい。
私は、文庫本に千円以上払うのは、ちょっと抵抗があるのだけど、世の中的にはそうでもないのかしら？
同じ千円払うにしても、どうせならプロの書いたものを読みたいですよね。。。
（そのなかでも、自分が手元に置いておきたいものじゃないと私は買わないかな←）
そう、私は図書館やなんやで一度読んだ本でも、手元に置いておきたいと思えば買います。
私の書いたものにも、それだけの価値を見出してくれる人がいれば、紙にする意味があるということか……。
（※私の基準で考えた場合の話）
ま、なんでもいいから、ひとまず最後まで書きなさい、話はそれからだ。
……せやな。
電子書籍しか出さないとしても、表紙は必要だから、デザインを考えても無駄にはならないし、妄想が捗って楽しいです。
（妄想じゃなくて、実現してくれ←）
まだ遠いけれど、子供の頃よりは手が届きそうなところまで来てるんだな。
ちょっと、思っていたのとは違うけれど。
ちゃんと手を伸ばさなきゃ！ッ
小説は書き終わってないし、ビジュアルワークは苦手だから「雰囲気、こんな感じがいいんだよね（ものすごくぼんやりとしたイメージ）」と、客観的に見たら救いようがない脳味噌と進捗状況ですが、
なんとかするのじゃ！
まずは、寝よう。
（現在、朝5時←）
ではでは〜
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