#235 近況
こんにちは、鏑木澪です。
このところ、「自分で歌ってみるぞ!(歌っている人はどんなことをしているんだろう?)」と思ったことから、歌い手やVsingerとして活動している人の投稿、文章や写真などを注意して見ることが増えました。
私の個人的な基準で、「この人、歌上手いな」と思っている人がちょうど、「新曲、録れました! これから、MIX作業お願いしてきます!」みたいな投稿をしていたのだけど、そこに載っていたDAWの写真だと、
めっちゃ、ぶちぶち切れてるな……
これ、どうやって説明したらいいのかな。。。
(それが悪いことだって言いたわけじゃないというのをまず言っておきたい)
私が素人で、先入観と限られた知識で話していることも踏まえて聞いてほしいというのか、自分がそういう状態でただの希望を語っていることは自覚した上で書きます。
この記事でいう「ぶちぶち切れている」がどういう状態なのかというと、「ここまでは、テイク1。ここからはテイク2で、この音だけテイク4にしてからテイク3に繋げてーー」のように高頻度でツギハギ状態になっていることです。
音素レベルで音を拾ってツギハギするような作業は、プロでもしていると聞いたことがあるので、方法のひとつとして間違っていないと思うし、これから私も自分の声を使うようになったら、そういうことをすると思います。
(声に限らず、レコーディングするようになったらそうなると思う)
しかし、ただの消費者としての私は、、、
もうちょっと、続けて歌っていてほしいな……
と思ってしまうわけです。
普通、波形を見る機会なんてないし、どうやって作られているのかなんて本当の意味で知ることもないし、耳で聞いただけで「ツギハギしてるな」とわかるような露骨な繋ぎ方になっていなければ、おそらく私は、ツギハギされていたとしても気づきません。
だったら、いいじゃないか?
だから、別にいいんだよ。
どれだけツギハギしていようと、最終的に綺麗なものが出来上がっていれば、私は何も知らずに「この歌好きだな」と思って聞きます。
どれくらいピッチ補正されているかとかも、今の私は、曲を聞いただけではわからないから、ライブ音源を聴いたり、明らかな不自然さを感じたりした時に「もしかして、修正しているのかな?」と思うレベルなのだけど、
直さなくていいのに……
そう思うこともあって、複雑な気持ちです。
ちなみに、どちらかというと私は、タイミングやピッチなどが正確な歌を好んでいるような気がします。
……矛盾してる。
ボカロに歌ってもらうようになって気がついたのだけど、「常に正確すぎる」と逆に間違っている(不自然。曲と合っていない)ように聞こえることがあるから、「正確であるように聞こえる」状態が好きと言ったほうが、私の場合は適切かもしれません。
そもそも、絶対音感があるわけではない(相対音感とリズム感も怪しい←)から、”正確な状態”を私が明確にイメージできる、理解できるわけではないです。
んー、わからん
みんな、どういう基準でツギハギしたり、修正したりしているんだろうか
「修正を最低限にしてもらっている」とインタビューで答えているアーティストを見たことがあって、その人は「(修正されて)正確な状態になっているのを聞いた時に、感情がぶつ切りにされたようで、傷ついた」みたいな回答をしていたと思います。
私も、そんな気がする。
(気持ちの問題です←)
揺れている部分を修正しすぎると、やっていることがボカロと同じになっちゃうような気もするしなあ。
(せっかく人間が歌ってるのに。揺れるのが人間の良さでは)
程度によるわな。
音量やノイズは、流石に調整しないと聞きにくいというより、「聞けたもんじゃない」になる可能性が高そうだし。
まぁ、なんだ
修正することを前提に歌ってはならん
のではないかと、改めて思いました。
まずは、実力を伸ばす努力をしていこう!
ではでは〜
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