#99 ホラーが、よくわからん。
こんにちは、鏑木澪です。
掌編小説、書いてみました。
それも、ホラーですよ。(?)
いや、ホラー要素。
一応、大きくふたつの読み方ができるように書いたつもりです。
普通に読んだら優しい幽霊のハッピーエンド(?)で、ちょっと偏見を持って読めば拗れた幽霊の見せかけハッピーエンド(?)かなぁ、と思っています。
正解とかないので、自由に読んでもらいたいです。
やっぱりまだまだ書くの下手くそだなぁ(泣)
少し前の「2000字の物語」では、こんなの書きました。
思いのほか「スキ」と反応してくださった方が多かったので、時間が経ってから落ち着いて読み返して反省しようと思っていたはずが、「あそこが良くない」「ここが良くない」ってわざわざ書いて残すこともないか、と思うようになりました。(笑)
自分なりに反省して、課題も見つけたのですが、今回の作品には活かせていません。(意味ないじゃん←)
今回のお話、当初は違う展開にする予定でした。
ざっくりいうと、喧嘩の末に恋人を死人扱いするようになったふたりを別れさせないためにふたりの親友がちょっとおかしくなっちゃう物語
ホラーだと「幽霊怖い」より「人間怖い」なオチが好きなので、そういう話を書こうかなと思っていました。
いや、ホラーがわからん。
私、父と定期的に酒盛りをするのですが、その際、ホラー映画を観ることが多いです。
子供の頃は、ホラー映画が怖くてひとりでは観られなかったので、父によく付き合ってもらっていた名残です。(今は、一応ひとりでも観られる←)
このところ、父とホラー映画を観ているとそのへんのコメディ映画を観るより爆笑していると思います。(そもそもあまりコメディ観ないけど←)
登場するモンスター(悪魔、悪霊など)の外見に別作品のキャラクターの名前を出して「〇〇じゃん!笑」といってみたり、外画だと内容だけでなく「訳がなんか(それでいいの?笑)」といったツッコミをしてみたりして笑いが止まりません。
怖くないんだが(どこで怖がったらいいの?)
そう思ってしまっていることが多いので、無理に怖がらせるより「なんかこのお話よくわからないけど、たぶんほっこりホラーだよね?」みたいなものが書けたらいいなと思いました。
途中で話の筋を変えたせいで、書きたいことが迷子になってしまったというのが正直なところです。(オイ)
あ、ほっこりホラーは怖くないホラーです。
心温まる系のお話です。(私基準)
私はタイトルを決めてからお話を書きます。
(といっても、短編の時だけですが。←)
長編を書く時、あと曲作りをする時には、作品がある程度完成するまでタイトルが決まっていないことが多いです。
そのため、例えば、作業を始めたのが今日だったら「20220827」が仮タイトルになります。(仕事で資料作成していた頃の名残←)
今回書いた『菖蒲が咲いたので。』は、急に「菖蒲(しょうぶ)」が脳内に降ってきたので、そのまま使うことにしました。
花言葉とか、調べたら面白いかなぁ
そんなゆるゆるのスタートでした。
「しょうぶ」と読むか、「あやめ」と読むか
「まじない」と読むか、「のろい」と読むか
そんなところでも、ちょっとお話の見え方が変わってくると面白いかもなんて、個人的には思っています。(物語の外に解説書きたくなる時点でダメダメだ←)
そういえば、何回調べても忘れてしまうのですが、「菖蒲=アイリス」なんですね。(アヤメ科アヤメ属の植物の意)
詳しいことは全然知らなくて、調べも追いついていませんので、間違っていたらごめんなさい。
私のなかで『アイリス』といえば、藍井エイルさんの曲です。
「ずっと見えない傷を残し抱えてきたの?」という歌詞が、耳に残っています。
私は、歌詞をじっくり読んで、歌詞の意味を考えながら曲を聞くことはあまりしてきませんでした。
その時々で自分の耳に届く言葉(歌詞)を大事にしたかったからです。
自分も歌詞を書く側になってみるとそうもいっていられなくて、音(メロディー)に対してどのように言葉(母音と子音)を当てるのかとか、歌詞にはどのような物語があるのかとか、文章としてひらがなと漢字の比率はどうなっているのかとか、いろいろなことを意識して観察する時間が増えています。
以前よりは気付けることも増えたと思うのですが、逆に受け取れなくなったものもある気がして、なんだかモヤモヤしています。
ホラー映画を観て爆笑してしまうのも、変でしょう?
もともと笑わせにきているホラーだったらいいのですが、そうでないのがわかっているのに怖がるより先に笑ってしまうのは、なんかこう「私、捻くれてるな」と思います。
自分が使えるようになるために理解しなければと力んでいるわりに、何も理解できていないし、何も考えていなかった頃に感じ取れていたものを否定するようになってしまい、頭でも心でも何も受け取れていない気がしてなりません。
よくないわー。
どうしたらいいんだぁ。
今回も下手なりに小説を書いてみて、少しは何かに手が届きそうな感じがしたので、やはり本番を重ねるのは大切だと思います。
練習ばかりしてても、あまり成長しないのでね。(私の場合)
本番本番。
曲が書けなさすぎて、高校の部活の顧問に「新曲は?」と督促される恐ろしい夢を見たので、ちゃんと曲作りたいと思います。(こういうのめっちゃホラー←)
ではでは〜
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