#81 児童書っていいな。

 こんにちは、鏑木澪です。

 児童書とは全く関係ありませんが、
 応募していたコンテストの結果発表が「7月下旬予定」となっていたので、25日くらいから本格的にソワソワし始め、「きっと明日だ」と半ば悪夢を見ながら目覚めた31日(今日)でしたが、この記事を書いている21時現在、特になんの連絡も発表もありません。

 因みに、夢の中では思ったより受賞作品が多く、私が注目していた作品が軒並み賞を獲るなか、自分の作品はどこにも見当たらず、「あ、後ろ盾ない人はまず無理ですよ」と知らないおじさんに声をかけられたところで目が覚めました。

 いや、怖いて。
(妙にリアルなのやめて←)

 個人的には、運動部では「後ろ盾」の影響が色濃く出るような経験をしてきたのに対して、文化部では「実力」を評価してもらえたことが多かったので、後者に該当するコンテストだったら良いなと思います。

 実力不足であれば、これからも頑張ろうと素直に思えますからね。

 もし、そうでなかったとしても、
「そんなもん、圧倒的実力でぶっ壊してやるわ!」
 という気持ちは今でもあるので、どちらにしろやることは変わりません。(笑)

 なんだか言葉遣いが悪く物騒な感じですが、私は他人よりも過去の自分に勝ちたいので、「前よりは良いものできた!」というのを積み重ねて、いつか自分の満足できる作品ができたら、ひとまず制作活動はやめるのかな、と思っています。

 その時が来てみないとわかりませんが。
(来るかどうかもわかりませんが←)

 コンテストに応募するのは、やはり客観的な評価が欲しいからなので、もうしばらくドキドキしながら結果を待ちます。
(なまじ手応えがあったぶん、良い結果を期待してしまっているので、無駄にドキドキしています。おそらく、世の中そんなに甘くありません。どのような結果になっても通常運転できるように、よく食べてよく寝ておきます←)



 さて、今回のタイトルのお話です。

 ふと、「私って、あまり児童書を読まずに育ったような気がする」と思ったので、Googleで「児童書 おすすめ」と検索してみました。

 250冊ほどおすすめが掲載されているサイトがあったので、目を通してみたところ、1970〜2015年くらいに出版された本はほとんど読んでいました。

 わぁ、びっくり。

 考えてみると、小学校の図書館に置かれていた本の大半は読みましたから、児童書を読んでいないはずがないのです。

 なぜ読んでいないと思ったのか。

 ……忘れていたのです、単純に。

 こうやって忘れていくんだなと思うと、急にゾッとしてしまいました。

 二十歳を過ぎてもあまり大人になった感じがしないと思っていましたが、子供の頃のことは順調に忘れていっているようです。

 悲しいなァ。


 小学校の図書館で読んだ本で、印象に残っているというのか、思い出す頻度が高いのは、星新一とO・ヘンリかなと思います。

 子供の頃は、「よくわからないけれど、面白いお話」だったのが、
 思春期には「よくわかる、面白くないお話」になり、
 二十歳を過ぎてからは「わかりたくない、笑えない話」になっている気がします。

 年をとれば、また感じ方が変わるかもしれません。

 大人になってからは読み返したことがないので、また読んでみたいです。

 ジャンルは児童書ではなく、「ショートショート」「全年齢向け」のはずですが、私が読んだのは”児童”の頃だったので、「子供の頃に読んでおくと良い本」のような印象があります。

 ジャンル分けって苦手です。

 児童書は、「子供向けの本」「簡単な言葉で書かれた本」といわれることが多い気がしますが、個人的には「人生の教科書」「心の教科書」といえるものだと思います。

 しかし、そうすると他の”小説”も「私を構成する物語」の意味では、同じ役割を果たしているので、いまいち、ジャンル分けの方法がわかりません。

 小説を書こうとしている人間としては、「物語の構造」によって私なりのジャンル分けがあるのですが、一般的なものとは大きく異なっているようですから役に立ちません。

 困ったものです。

 最近は、小説を読む時間より、アニメを観ている時間が長くなっているので、「ライトノベルをたくさん読んでいる」ような気持ちになっており、自分もそのような作品を書きたいと思っていました。

 少し考えてみると私は、「ライトノベルをたくさん読んだ”気になっている”」だけです。

 それほど読んでいません。

「書きたいジャンルの小説を1000冊は読め」なんて話がありますが、おそらく私がそのラインをクリアしているのは、ミステリー、SF、ファンタジーくらいです。(本当にできているか怪しいけれど←ジャンル分けが苦手なので)

 ただ、これまで児童文学を視野に入れたことがありませんでした。

 児童文学が、「子どもが読める本」を指すならば、余裕で3000冊以上読んでいます。

 おそらく、読書が一番楽しかったのは小学生の頃です。

 その頃のことを思い出しながら、「ワクワクするお話」を書けたら素敵だと思います。

 挑戦したいです!

 なんだかまた、やりたいことが増えてしましました。(笑)


 ここ数年、世の中の状況を見ていて
「今の子供たちって、どうしているんだろう」
 そう思うことが多いのです。

 子供嫌いだったはずの私が、なぜか子供心配をしているので、我ながら不思議です。


 自分次第で、挑戦はできるので頑張っていきます。

 手始めに、家にあるみおちづるさんと上橋菜穂子さんの本を久しぶりに読んでみようと思います。

 あ、ダレン・シャンもある。。。
 ピアズ・アンソニイも。。。
(本当に、親にはたくさん本を買ってもらいました……)

 これ、読み返したら満足して終わりそうで怖いですね。
(そうならないように頑張ります)

 ではでは〜


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?