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ガラパゴス諸島の中心 サンタ・クルス島のおすすめレストランと近郊の観光場所の紹介【前田家の世界一周】

先日のnoteでは、キトからガラパゴス諸島へ入島するまでの流れを書きました。今日は、ガラパゴス諸島の中でもメインの島とされる「サンタ・クルス島」の中心街であるプエルト・アヨラについてご紹介したいと思います。


プエルト・アヨラの街並み

プエルト・アヨラは、海沿いにある素朴な街です。端から端まで歩いて30分もかからないくらい小さな場所です。内陸側はローカルの人が住んでいますが、海に近づくにつれ観光客向けの建物が増えてきます。

とても整備されている街並みで、ゴミも落ちていないです。現地の人曰く、夜に歩いても安全とのこと。私たちにしては珍しく、暗くなった街を散策して帰りましたが、危険だとは感じませんでした。

人口が1番多い島ではありますが、ガラパゴス諸島らしい一面も見ることができます。

イグアナの大群

アシカやイグアナの他にも、ペリカンが飛んでいたりして、日常の中に珍しい動物がいて不思議な気分でした。

ちなみに、島のルールで「動物がいたら2m以上近づかないこと」、「エサを与えないこと」を守る必要があります。かわいいアシカを見ると、思わず近づきたくもなりますが、グッと堪えておとなしく遠くから写真を撮る必要があります。2m先からでも十分かわいいです。

あとは、湊川にこのような島のロゴ?もあったりするので、思いっきり観光客として楽しむことができます。

プエルト・アヨラの滞在先

プエルト・アヨラではAirbnbではなく、ホステルにお世話になりました。

La Mirada De Solitario George
場所:ここ

プエルト・アヨラの内陸側に位置していて、ローカル色が強いエリアにあるホステルに宿泊しました。控えめに言って、超おすすめです。

まず、びっくりするくらい清潔です。部屋のベッドリネンもアイロン掛けされているレベルでした。共有エリアは、いつ使っても整理整頓されていました。キッチンには、塩、砂糖、お茶なども準備されていたので、気軽に調理できます。

宿のオーナーの方も親切でした。到着した際は、まず荷物を部屋に入れてくれて、身軽になった上でチェックインの手続きを始めてくれました。シャワーからお湯が出ないトラブルがあった際には、すぐに部屋を変えてくれるなど、良いホテルに来たようなホスピタリティです。

ホステル経由で予約ができるツアーもいくつか準備されているので、飛び込みで新しいアクティビティをすることもできます。

プエルト・アヨラの宿は、やはり観光地なので高くなりがちですが、このホステルであれば、1部屋5,000〜6,000円で泊まれるのもありがたかったです。

サンタ・クルス島で食べたご飯

ガラパゴスにいた期間も、なるべく自炊をしていましたが、アクティビティで外に出ている時は、外食をしていました。島なので、多くのオプションは無いだろうと思っていましたが、実際はまったく違いました。おしゃれなところ、コスパが良いところ、高級なところ、なんでもありました。

なお、支払いですが、観光客向けのレストランやカフェであればカードが使えます。

Bowl Acai Bar
場所:ここ
プエルト・アヨラの中心街から歩いて5分くらいの場所にある、おしゃれカフェレストランです。アクティビティの後に冷たいものが飲みたくなり、「アサイー」の言葉に惹かれて来ました。

あまりにも疲れていて、飲み物が出て来た瞬間に飲み干したため、マンゴースムージーの写真はないのですが←、暑い時に立ち寄りたいカフェでした。

Google Mapで見つからないけど、Las Grietasと呼ばれる観光スポットの入り口にある唯一のレストラン

あとでご紹介するLas Grietasと呼ばれる観光スポットの入り口に、2階建てのレストラン・バーがあります。そこで食べたランチが思いの外美味しかったです。

「セビーチェランチ」を頼んだので、量は期待していなかったのですが、サイドにプランテーン焼き、ライス、ピーナッツがこんもり出てきました。セビーチェのエビも大きくて、たくさん入っていました。大満足です。


Sakana Sushi and Bar Fusion
場所:ここ
島に来たし、海鮮が食べたいなあと思いたどり着いたのがここです。プエルト・アヨラの港付近にあります。

レストランの名前の通り、お寿司がメインのレストランですが、ポキもありました!

小さそうに見えますが、野菜とマグロの下にぎっしりと酢飯が入っているので、かーなーりお腹いっぱいになりました。確か12USドルだったので、観光地にしてはリーズナブルです。マグロも新鮮でした!

ウォーター・タクシーの乗り方

サンタ・クルス島から周りの島へ移動する時、サンタ・クルス島内で少し離れた岸に移動する時など、ガラパゴスの生活に欠かせないのは「ウォーター・タクシー」です。Google Mapで検索をすると、海の上にピンが立てられていますが(Google Mapはこちら)、以下の地図らへんに乗り場があります。

乗り場に行くと、幾つものウォータータクシー乗り場が枝分かれしています。行きたい場所をその辺にいるお兄ちゃんに伝えると、海で待機しているウォータータクシーを呼んでくれます。

ウォータータクシーに乗ったら、行きたい場所を伝えます。料金は、大人1人1USドルです。現金のみを受け付けており、乗った後に船長さんへ手渡しします。

このお姉さんが超かっこよかった

もう少し長距離を移動するボートは海の上で待機しているので、ウォータータクシーを使って、そのボートまで移動する、なんてこともありました。生活の一部として機能していますが、乗るだけで楽しくて、1つのアクティビティとしてもカウントできちゃいます。

プエルト・アヨラからすぐ行ける名所 ラス・グリエタス(Las Grietas)

多くのアクティビティは、サンタ・クルス島の内陸側や違う島で行われますが、いくつかプエルト・アヨラからすぐ行ける観光地があります。その中でもおすすめしたいのが、「ラス・グリエタス(Las Grietas)」です(Google Mapのピンはここです)。ラス・グリエタスは峡谷になっていて、透明度がかなり高い水でスノーケリングが楽しめます。

一応、プエルト・アヨラにありますが、メインの島からウォータータクシーに乗り、海を渡り辿り着く場所です。

ウォータータクシーを降りると一本道になっていて、とにかく奥へ、奥へ進みます。

途中に「フィンチ・ベイ(Finch Bay)」と呼ばれるビーチがあります。海水浴ができるビーチです。人が少なく、きれいな海だったので、ここでボーッとするのも全然ありな感じでした。

さらに奥へ進むと、サボテンの数が多くなってきて、ディズニーランドのアドベンチャーランドにいるかのような風景が出てきます。

ウォータータクシーを降りて10分〜15分ほど歩くと、(やっと)ラス・グリエタスの看板が出てきます。

ここから先へ入場するには、大人1人あたり10USドルを支払い、指定のツアーガイドと一緒に入る必要があります。30分毎に出発するグループツアーです。事前予約はしなくても、飛び込みで参加できました。

ちなみに、ツアー会社や宿が企画する、ラス・グリエタスとその他近隣の観光名所へ行くツアーもありました。ラス・グリエタスだけ見たいようであれば、ツアー無しで自力で行く方が圧倒的にコスパが良いです。そして、楽々に自力で行けます。

ツアーが始まってからも、ジャングルのような風景は続きます。

マングローブにも種類があるらしい!
雄は片腕だけ大きいカニ

入り口から歩いて10分ほどして、梯子を降りるとめっっちゃカッコ良い渓谷が現れます。

私たちが行ったちょうどお昼の時刻だったのですが、渓谷に誰もいなくて、この景色を独り占めできました。朝や午後2時くらいに行くと、観光客が多く、ここを泳ぐのも大変らしいです。

私は着替えるのが面倒だったので←水には入らなかったのですが、夫はスノーケリングをしていました。水は結構冷たく、深いところは2m以上あるので泳ぐのは大変だったそうですが、透明度は抜群で、水中で魚も見れたようです。スノーケリングの用具は、ラス・グリエタスのツアー入り口にあるショップで借りることができます。私たちは、一緒の時刻にいたファミリーが貸してくれたので、無料でスノーケリング用具を使うことができました。ラッキーです。

タイミングが良かっただけかもしれませんが、秘境感がある場所で、とても印象深かった場所でした。

ガラパゴス諸島って、行くまでは「イグアナ!」しかイメージがなかったのですが(浅)、素朴だけど整った街並みがあり、澄んだ水があり、生活がありました。また、いつか戻ってきたいとすら思えるくらい見どころも多いです。

遠い、遠い場所ですが、いろんな人に体験してもらいたい場所です。


\私はこんな人です/

プロフィール:
1987年生まれ。埼玉出身、11歳まで大宮で育つ。そこから親の仕事の都合でアメリカ・ニュージャージー州へ。2011年に帰国し日系メーカーに新卒入社。そこから外資金融メディア→外資製薬→外資メディアへ転職。2021年7月11日(セブン・イレブン)に前田塁と入籍し、2023年8月に仕事を退職し夫と世界一周、新婚旅行へ。

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