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中小企業でRPAの導入が進まない理由

こんにちは。松木です。
毎日、歩く道になぜか、猫がいます🐸✨

では、さっそく、はじめにテーマの結論から申し上げます。

【結論】中小企業もRPA導入のチャンスです。

これまで、大企業では、RPAの導入が進んできました。一方で、中小企業では、まだ進んでないと言われています。その理由について3つのポイントにまとめて説明していきます。

①ROI(Return on Investment)が合わないから

大手企業が膨大な定型業務があるのに対して、中小企業は比較的定型業務のボリュームが少ないです。ただ、ゼロではありません。不動産仲介では、小規模でも事務員の方に物件入力をしていただいているケースも多いです。大手に比べて定型業務が多くないかもしれませんが、自動化できる業務はあります。また、これまで高額RPAソフトウェアも安価なものも誕生してきました。

②RPAソフトウェアの使い方がわからないから

不動産業界はまだまだアナログと言われています。たしかに、スマホサイトに対応してないHPがあったり、FAXでのやりとりも多いです。ただ、近年変わってきています。コロナによって、DXも加速しています。ユーザーとはLINEを使ってやりとりしたり、これまで管理会社と仲介会社のやりとりがFAXだったのもチャットに置き換わったりウェブ上で完結する仕組みに変わってきています。RPAのツールが使いこなせないというのも、シナリオを作成して、PoCすることは難しくても、既に構築されたシナリオを動かすことは簡単に誰でもできます。使いこなせるサービスになったときに一気に流行りそうです。

③保守運用が大変だから

物出しの自動化にしても、たとえば、項目の表示形式が物件種別によって、異なるとそれを考慮した仕様でシナリオを作成する必要があります。参照先の仕様が変わった場合、シナリオも作り替えないとエラーが出てロボが停止してしまいます。社内に担当がいないと保守運用ができません。RPAツールの運用は、学習コスト、メンテナンスコストともにハードルが高いものです。

【まとめ】と個人的所感

中小企業にRPAの導入が進まない理由は、投資対効果が合わないこと。ツールを使いこなせないこと。また、保守運用が大変なことを挙げさせていただきました。こういった課題感は投資対効果が合うサービスの登場、使いこなせるサービスの誕生、保守運用の手間がかからないサービスの誕生によって課題解決できます。結論、中小企業であってもRPAを活用できます。業務を自動化できるとしたらどの業務から自動化をすればいいのか。また別のnoteにまとめていきます。

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今日もお疲れ様です🐸 素敵な1日を!!

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