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香港旅行記【唐記包點】油尖旺区 肉まん #2

とにかく気になった店を食べ歩いた。
ホテル付近にはストリートフード感のある屋台は無く、値段が安かったので、チェーン店のような構えの「唐記包點」へ立ち寄る。

蒸包はどれでも9HK$(¥180)

唐記包點
37 Jordan Rd, Yau Ma Tei, 香港

菜肉包(ロールキャベツまん) 9HK$(¥180)【★★★★★】
Pork & Cabbage Bun
最も大きく表示されていたので、恐らく定番商品かと。
これが結局大正解!
ふわふわの生地、ほんのり甘く、具材はキャベツに包まれた豚肉あんがぎっしり。
ちょうど良い味加減、日本の味付けはとにかく塩味が強く、雑味の多い仕上がりだと感じる。

ホテル付近での購入

奶皇包(カスタードまん) 9HK$(¥180)【★★★★☆】
Creamy Custard Bun

もう一つ甘いものを。
台湾もだが、日本とカスタードがあまりにも違いすぎる。
卵の黄身感強め、甘みがひたすらにお上品。
べったりしない甘さ。これだけで食べに来た価値がある。

店頭に並ぶ大きなせいろ

せいろから蒸したてを出すわけでは無く、後ろの保温機から提供される。
なぜこんなにも美味しいのか、驚いた。
チェーン店なので、ホテル付近だけでなく、中心街の高級エリアへ行っても同じ価格、同じ味。

調べてみると、どうやらこの「唐記包点」はとんでもない商売システムを構築しているらしい。

【制度化された育成システム】
店舗の壁に、チラシが貼ってあった。
店長候補 33,000HK$(¥667,000)/月収
マネージャー候補 25,000HK$(¥505,000)/月収
フルタイムパート 18,000HK$(¥364,000)/月収
パート 80HK$(¥1,617)〜/時給

完全に日本は負けている。

おかわりは叉焼まんと蓮あんまん


叉燒包(焼豚まん) 9HK$(¥180)【★★★★☆】
Roasted Pork Bun

これは他も食べなければと思い、同じ系列の別店舗を訪れた。
叉焼まん、生地は同じもの。
八角香る甘い味付け、刻まれたゴロゴロ叉焼。
どれもが似たり寄ったりすることなく、それぞれ違って美味しい。
気になったものを信じて注文すれば良いと思う。

蓮蓉包(蓮あんまん) 9HK$(¥180)【★★★☆☆】
Lotus Seed Paste Bun

知り合いのJAL国際線キャプテンOBから勧められた、ロータス。
あんは蓮の実をラードと一緒にこねて、砂糖を加えて油で揚げながら撹拌したものとのこと。
白あんに近い甘さで、いい意味の木の実臭さが残る。

日本人からすれば、個性あふれるレパートリー。
名物の馬拉糕まで手が出ず、タロ芋あんも気になる。
ザーサイは唐辛子マークが付いていたり。

まとめて買うと少しお得

他にも点心やご飯物もたくさんあったので、次回機会があれば出来る限り情報を入れておきたい。

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