元旦の地震について

私が改めて言う事ではありませんが、被災地の一刻も早い回復を願うばかりです。

被災地の大変な状況というのは、やはり被災経験のある人でないとわからないというのが、私の感想です。
人の善意というのは、確かに有り難い。ですが、それも適切な形で発揮されないと、却って被災者の足枷になりかねません。

被災者を心配する電話やメールも、被災真っ最中のときには、被災者の電源を減らしていくんです。
その想像すら出来ないものかと、ワタシ自身が被災したときに思いました。
まして、ネット上で無責任にデマや噂話を広めるなんて、もってのほか。

そして、今回の元旦の地震で思い出されたのが、2022年3月の地震のときの心境でした。

仮に今の段階ではレスポンスがなかったとしても、そっと見守るというのも、一つの支援の形だと私は思います。
本当に対策に追われている時って、ネットでレスポンスしている余裕もないですしね。

今だから言えますが、このとき、「それっぽい(こちらの反応を試すような人の投稿)」投稿を敢えてスルーしていたことを、ここで告白します。
やはり、「どういう神経をしているんだろう」と思いましたよ。被災者の一人としては。

面白がっているんじゃないの?心配している自分に酔っているんじゃないの?と。

私も北陸地方に在住のフォロワー様がいらっしゃいますし、心配は心配です。
ですが、落ち着いてからのレスポンスで十分。
まずは、自身と身の回りの人々を大切にしてほしい。

そう願わずには、いられません。

改めて、被災地の一刻も早い回復を心から願っております。

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