企業文化をデザインする
企業文化の形成について、他社の事例を交えながらわかりやすく書かれている書籍だと聞き購入。
本の概要
◆この本を読んだ方がいい人
企業文化とはなにか?が気になる人
また、企業文化の浸透させるには何が必要か知りたい人
本の主張
企業文化とはその企業が信じるモノ、そしてそれに基づき判断/行動することのすべてである。
企業文化は、企業において核となるべきモノであり、会社として意識的に取り組みデザインしていく必要がある。
根拠
組織やメンバーの日々の判断や行動は「企業文化」、つまり企業が信じるものや大切にしているものから生まれるからである
企業文化が浸透していない場合や伝わっていない場合、組織やメンバーの「なぜやっているのか」がわからず、やる気の低下につながる。
組織やメンバー間のずれの原因になる。
企業文化は軽視されがちである
語れることが少ない
定量的に測れない
短期的に成果が出ない
企業文化は意識的にデザインされる人工物である。
ミッションビジョンバリューを宣言すれば勝手に形成されるモノであると思っているがそうではなく、組織の成長や拡大によって薄まっていくモノである。
アクションプラン
ミッションビジョンバリューの可視化
人のパフォーマンスは「やる気✖️能力」
なぜやるのか?が人を動かす。
経営層やリーダーが愚直に体現し、体現している人を評価する
組織においてはリーダーから部下への視線が、部下からリーダーへの視線に勝ることはない。それは組織の構成から考えても明確である。つまり、会社の経営層やリーダーがまずは企業文化を体現している必要性があるのである。
また組織の中心やリーダーに企業文化を体現している人を据えることで、成長の踊り場にきた際に明るみ出た組織課題に対して、企業や組織への愛を主張しながら引っ張っていってくれる人材になる。
採用活動での基準とする
どんな優秀でもエゴが強い人は採用しない
どんなにスキルがあっても文化に合わない人は採用しない
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