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【詞】僕が踏まれた町

夏の夜は短い だから眠りも浅い
あまり日常は冴えない 炭酸がぬけたジュースみたい
期待したりしないでいい映画見たい ここが令和時代
行きたくないから行きたくない ってか自己犠牲って意味なくない?

怒ってばっかの人 意味はなく 他人の唾 口にかかる
履いてるのは他人の靴 気に入らんから改造する

僕に踏まれた町 君の前じゃ空回り
僕が踏まれた町 消えてくれない過ち


summer side 遊泳禁止 でも私じゃ分かんないよ?
まあ、逆らわんよ 水星人にでもやられちゃたまんないもん

ひとり泳ぎ ひと泳ぎ 小さなミスでも見落とす日
小銭だって落っことすし 興味とかないし男好き

泣いていいならとっくに泣く そんな感情はとくになく
涙見せず送り出す そんな毎日のオムニバス

僕に踏まれた町 片時も離れたくはない
僕が踏まれた町 離ればなれ波のまにまに


僕ら踏まれた町 歪められてしまったかたち
僕ら踏みゆく町 まだその道のりなら長い
思い返すのは轍 胸に降り積もるものはなに?
ここを出たなら矢庭に 悲しくならないおまじない

「きっとね、たぶん私 行きたいのあの光の先」
忘れたことなんてないのに 強がったりしないでほしい
君と出会った町 近くにいたのに遠回り
叶わなかったお願い 君と出たかった町

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