書店巡りをしてきました【吉祥寺・西荻窪】
僕のslackコミュニティのメンバーの皆様方と昼下がりに吉祥寺に降り立り、書店巡りをしてまいりました。お散歩模様はstand.fmで配信しております。
今回巡ってきた素敵な本屋さんはこちらです。堅苦しい紹介というよりも、僕が感じたことをそのまま書こうと思います。
ブックマンション
吉祥寺にあるブックマンション様。本棚をシェアし、個人が小さなBox本屋さんを出店できるという新しい運営形態。
沢山の本棚にそれぞれの「棚主」さんのストーリーが感じられ、背表紙を眺めるだけでも何時間でもいられる空間です。いらっしゃった棚主さんとお話しさせて頂き、皆さんの本への思いを伺うことが出来ました。
この日は日曜日でしたが、多くの人が入れ代わり立ち代わり訪れていました。お客さんも始めて来られた方が多かったようで、店番をされている棚主さんとそこらで会話に花が咲いていました。「コミュニケーションが本を買うきっかけになる」という僕の理想を体現された素晴らしい書店さんです。
noteも運営されています。シェア型本屋さん「ブックマンション」のほか、無人古本屋「BOOK ROAD」を運営されていて、書店にまつわる記事が面白く夢中で読んでしまいます。
ブックマンションでお知り合いになった棚主の書店さん
清水家さん
なんとか堂(南と華堂)さん
後藤書房cafeさん
後藤書房cafeさんとは、実はstand.fmでも繋がっていたという奇跡が起きてびっくりしました。本が人を繋げるという魔力的な何かを感じた一日でした。
本屋ロカンタン
西荻窪にある本屋ロカンタン様にも伺いました。店主さんはこちらにお住まいで経営されていて、新刊書をメインに据えつつも全て店主さんが選書された多様な書籍を取り揃えられていました。
映画文筆家でもある店主さん。店内には映画にまつわる書籍が多く、個人的にあまり触れてこなかったジャンルで興味深いものばかりです。
入り口のアクリルボックスには、テーマごとに選書された書籍が並びます。テーマは、哲学やジェンダー問題、感染症に関する書籍など、現代を生きる私たちが今まさに教養を深めるべき視点にアプローチされています。
落ち着いた雰囲気の店内で、店主さんとお話させて頂き、読書体験としての紙書籍と電子書籍の違いやこれから育つ子供たちの読書体験は我々の世代とどう変わるか、深い考察を伺うことが出来ました。また別の記事にしたいと思います。
信愛書店 en=gawa
西荻窪の信愛書店 en=gawaさんは、地域のコミュニティスペースとしても活用されている書店さん。書籍と同じくらい雑貨も取りそろえています。
歴史小説や国際問題に関する書籍のほか、古くに出版された絵本が多く並んでいて、子供たちにお土産の絵本を購入。
訪れるころには日が落ちる時間帯だったのですが、夕暮れの西荻窪の街並みは格別に味があり、昔ながらの飲食店が灯す明かりに、郷愁を半端なく感じます。なんかもう、住みたくなりました。
そしてこの信愛書店 en=gawaさんの店内の雰囲気も、少し昭和を感じさせるところが良くて。
古い本の匂いや古い家具をそのまま書棚にしたりと僕の故郷の実家やおばあちゃんちを思い出させてくれて、なんだか懐かしさでいっぱいになり、西荻窪を静かに演出するこの書店さんが、ずっと続いてほしいとなんだかセンチに願うのでした。
”町”を構成する要素として、本屋さんは、本の流通する機能以上の価値があることを確信した一日でした。
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