【おすすめ本】メモの魔力 - 前田裕二さん
本日のおすすめ本です。
メモを、知的生産のツールとして最大限に高めるノウハウを解説されています。
前田さん流のメモのやり方は、通常のメモ(事実や感想)に加えて、「抽象化」そして、「転用先」を追記します。
「具体→抽象→具体」をメモで行うことで、抽象化するトレーニングと、具体化のトレーニングをかねていて、別の内容への転用を意識することでただのメモでは終わらせないという工夫がなされています。
前田裕二さんはSHOWROOMやsmash!といった配信サービスを立ち上げていますが、それらもこのメモからビジネスアイデアが生まれたそうです。
何より人間性がとても素敵な方で、幼少期からの苦労人であり、努力の人です。自分の負の面を勇気持って本書でさらけ出してくれていて、物語としても感動した一冊でした。
また、本書を紙・電子版関わらず購入すると、無料のオンラインサロン「メモ魔塾 共通科」に参加できます。入ってみましたが、ROM専でも有益なインプットができておすすめです。
オンラインサロン、メモ魔塾は今年から、有料版もリリースしたようで、より濃い活動をしたい人はそちらで頑張れるみたいです。
本の内容を実際に活用されている仲間たちと出会うこともできて、読んだ後もインプット・アウトプットを続けられるという、「一冊の本」という共通理解を経て集まる仲間たちのコミュニティと言うのは、新しいし人間関係構築のコストやリスクがかなり軽減されていると思います。摩擦が起きにくいという意味で。
ちなみに、モレスキンノートの「メモ魔モデル」が出ていまして、僕も愛用しています。めっちゃ書きやすいです。高い文房具を買うとやる気が出るので、こういった投資は惜しまないようにしてます。
未読の方はぜひ、手書きの良さを触れてみてください。
創作意欲の支えになります!