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Versus Covid-19 20200430 緊急事態宣言の延長と出勤の価値観

新型コロナウイルスによって日本政府によって発令された史上初の「緊急事態宣言」は、GWが明けるまでという期限であったが、延長の方向で検討が進んでいる。

感染者数がいったん落ち込んだように見えたが、土日の検体検査が進まない影響と、すでに連休に入っていたためではないかと予想される。

GWに突入しており、向こう1週間足らずで自粛不要で安心できるかというとそうでないと専門家ならびに東京都、各企業の経営者は見通しを立てている。

FR2経営の石川涼さんがTwitterで主張しているように、この先一年以上はこの状況を覚悟しなければならない。なぜなら、楽観的に見積もって良いことがないからだ。

生活の軸をソーシャルディスタンスを基準に置き、オンラインにすべての行動を寄せる努力をしなければならない。新型コロナウイルス感染症が未来永劫蔓延し続けるということは、今までの感染症の歴史を見ても考えにくいので、必ずや打開された状況が来る。

その時はすでに時代が変わり、ネットワークで繋がることのできる人々が社会の主役になり替わるはずだ。

テレワークが叫ばれるようになって、出勤しなくとも会社組織が回っていることを感じ始めた人も多いと思う。さらには、在宅勤務を始めてさほど自身のこなす業務量がないことも気づいた方も多いのではないだろうか。

これからは、「出勤した」という大義名分に対しては給与が払われない時代がきっとくる。完全な成果主義となった社会で、自分のスキルが役に立つのか。ただ、出勤し、指示を待ち、自分で仕事を創出できない人材は、極力削減される時代になる。

長い夜が明けると、創造的で主体性に優れた、人間らしい能力を仕事として発揮する人々が活躍する最高の世界が待っているはずだ。

人々が見つめなおすために、自粛期間が延びたことは歓迎したいところだ。

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