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向日葵と二人暮らし

妻と長男(7歳)がニューヨークへ旅立って、6日が経過した。帰国までの残り2日間は私と次男(4歳)の二人暮らしだ。

3連休と1日仕事を休み、一昨日から仕事をしているが17時で早退し保育園へお迎えにあがる生活。仕事のタスクはどっさりあるが、メンバーに託すしかなく彼らには本当に感謝だ。

次男とここまで長い間二人きりで過ごした経験はなく、不安もあった。料理はバランスを考えて作るも、少し風邪気味だったのかあまり食べず、私ことシェフはがっかり。とっても美味しいのにな。

ママはしばらく帰って来ないから、パパと二人で頑張ろうね。言い聞かせが成功したのか、毎日おもちゃの片付けを進んでやってくれるように。頑張ってるね!と声をかけると、「ママにきれいなお部屋に帰ってきてもらうんだー!」とのお返事。

「パパの食器さげてあげるー!」

「テーブルふきふきするー!」

2日目あたりから、食事の後はそれが自分の役割かのように率先して手伝ってくれるようになった。朝もすぐ起きてくれるし、見ていたテレビも声をかけるとすぐ消してくれるしっかり者に。

二人でスーパーへお買い物に行けば、いつもおねだりするゼリーやアイスをきっぱり諦めてびっくり。保育園の登園もぐずらずにきびきびとした足取りで歩く。父に負担をかけまいと気を遣ってくれているのだろうか。

写真は2人で行った公園。この日は猛暑日で何もしなくても汗が出る中、次男は走り回って楽しんでいた。たくましい背中だこと。

お手伝いをしてくれるたび「ありがとう」と言うと、向日葵のような笑顔で飛び跳ねて喜ぶ次男。家事と子供の世話、そして時間制限がある中での多忙な仕事。職責もあり、孤独に押し潰されそうな日もあるけれど、その姿を見るたび心がすっと軽くなる。

ありがとう。パパは本当に君に助けられています。

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