見出し画像

ダイアモンド・プリンセスを追い出された感染症専門医

新型コロナウイルスによるCOVID-19感染症の蔓延で、未だ乗客を乗せたまま停泊中のクルーズ船ダイアモンド・プリンセス。

厚生労働省の組織する災害派遣医療チームDMATが対応にあたっている。担当されている厚労省 高山義浩さんのFacebook投稿を記事にしたものを目にした。

とある感染症専門医が現場をかき回した一件があったそうで、その事実関係のついてコメントされていた。理知的で大局観のある人物である印象で、応援したいと素直に思った。

一方のその追い出された感染症専門医は、大学で教鞭を取り、2002-2003年のSARS感染症流行時にも活躍されたプロ中のプロであるが、なんとも対応が子供っぽい。

彼のほとんどの主張は、彼自身に情報が正確に伝わってさえいれば、疑う余地もない正論だったに違いない。

我々がこの一件から学ばなければならない教訓は、未曾有の非常事態において担当者同士の信頼関係こそ最優先に構築しなければならないと言う事だ。

正しい知識を振りかざすだけでは物事は好転しない。この世界は人間同士のコミュニケーションで成立している側面があることを忘れてはならない。

元ネタも一応確認できたので上記の通り目を通したが、プロであるからこその失敗であった。

創作意欲の支えになります!