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単語も文法も教えなくていい

前回、語りかけはなくても、きちんと英語youtubeでインプットを行っていれば、ちゃんと英語が話せるようになるよというお話をさせていただきました。

ほかにも、親がやらなくていいことはあるので紹介していきます。

その一つは、「単語も、文法もフレーズも、何も教えなくていい」ということです。

youtubeのインプットのみでバイリンガルになった長女ですが、これまで、単語や文法を母が教えたかというと、ほぼ何もやっていません。

ちょっと単語カードなどに手をだしてみた事もあったのですが、娘が淡々と単語を覚えていくという単調なものにすぐ飽きてしまいますし、私のほうも負担で、続きませんでした。

そして、勉強としてやっていたため本人もあまり頭に入らなかったです。

そして、3日坊主でやめた単語カードのなかで必死こいて見せていた単語については、1年くらいたつと、勝手にyoutubeの中で覚えてしまったようで、発話の中でポンポンと出てきました。

そのたびに、あ~別にあんなに頑張ってやらなくたってよかったんだなあと感じました。

また、文法ですが実際に、娘の会話を分析してみると、中学3年分の英文法は、ほぼコンプリートできています。

比較級などシンプルな構造のものは、早い段階でつかっていたのですが、
中学の英文法ではラスボス的存在とされる現在完了形、それから、同様に難しいとされる関係代名詞や間接疑問文のような文のなかに文を挿入しちゃう系の文法については、最近、使いこなせるようになりました。

例えばこんな感じです。

最近関係代名詞
This is the park I was looking for!

現在完了形
I've seen this.

間接疑問文
That's why I like this toy.

昔、家庭教師をしていたのですが、ここらへんは「過去から現在に続いているなんちゃら・・」だとか「どの文節がどの文節を修飾・・」みたいな解説の仕方になるので、教科書の解説文や先生の文法の解説だけで、ここを習得しようとすると、すごく難しい単元になります。

つまずく子が多い単元なのですが、そこを通過することなく、音だけで習得してくれました。


単語については、娘の会話のレベルだと、ネイティブ3、4歳のような感じなので、語彙数に相当すると、3000語くらいになります。

普段日常生活で使わないような単語、例えば、急にお店屋さんごっこが始まった時にすぐに、customer が出てくるなど、こういったのがポンとでてくるので、かなり単語も知っているなという印象です。

これら単語もすべて動画で勝手に習得しました。

小学校の英語の授業は早期化されましたが、それでも小3から小6まで、4年かけて習得できるのは600語ほどです。

文法も簡単なものにとどまり、中3レベルまでは習得できません。

これが動画の威力だなあと感じます。

やはり、親がいくら頑張って単語カードをみせてみたって、本人が興味を持ってみているものからの吸収力は、ケタが違います。

単語カードで何度繰り返しても覚えなかった単語が、動画で1回見ただけで使いこなしたりできるようになってるので。

ではでは、英語教室で最初に取り組むアルファベットなんかについてはどうでしょうか?

これについても次回お話したいと思います。

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