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びっくりのインド ● 42 ● ヨガ道場へ行く - 後日談

実は、ヨガ道場の話しには続きがある。

びっくりのインド ● 41 ● ヨガ道場へ行く - Part 3 でAさんが食事が終わるときに言った 「また会いましょう」 は社交辞令ではなかった。

別れ際にお互いの e-mail アドレスを交換したのだが、帰国してから半年くらいだっただろうか、Aさんからメールがあって 「惠白さんが住んでいる街に近々行く用事があるから食事しませんか?」 とお誘いがあって驚いた。
少しインドを懐かしく思い始めていたこともあって 「いいですよ!」 と返事をした。

この時もAさんは良い感じのレストランを予約してくれていて、テーブルに向かうと、何とインドのレストランに現れた日本人の男性と一緒に座っていた。

今回はインドの生活の懐かしいあれこれを和やかに話して、食事が終わってお茶を飲んでいるとAさんが 「惠白さんにプレゼントがあります」 と言って本を3冊渡してくれた。
彼らは日本でも布教活動をしているようで、本のタイトルから判断するとそれに関連していそうだったので、自分が何を言ったかは思い出せないが、何らかの理由を言って受け取らなかった。

彼らが日本でも私に会ったのは、恐らく、布教活動をサポートをする人、日本語と英語を話せる人を探していたからだと思っている。
彼らの活動がどんなものかは全く分からないが、『執拗な勧誘』 や 『物品の販売』 などは一切なかった。

これ以降、Aさんや、その日本人の男性から連絡は一切ない。

わたしとしては、Aさんに二度もごちそうになり、『 食べ逃げ 』 に終わった出来事だった。

■ 追記 ■
ヨガ道場について私が書いたメモがコンピュータに残っていた。
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敷地内には銀行もあり、店が 2~3 つあって、そのうちのひとつではスピリチュアル・リーダーの DVD や CD、本が並べられている。
2 泊 3 日のヨガ集中コースを受講する場合、外国人は 2,500 ルピを追加で払う。
( 2009年当時のレートで 2,500 ルピ = 5,875 円、インド人の年収が 4 万円だから、かなり高額。)
多い時には 1,000 人が受講する。
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メモには 「インドに来てこれだけの多くの外国人を見たのは初めて」 と書いている。

75 エーカー (東京ドーム 6.5 個くらい) で湖もある。


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