超妄想:デジタル所得保障がはじまる

10億人の受給者(α)と3億人のデジタル発行者(ω)。ωは富を生むリーダーでデジタル所得保障の財源の素となる人々。αは、一般市民でデジタル生産とデジタル消費を担う人々。(残り1億は、デジタルに与しない人々)

ω層の中に指導的役割の党があり、上層部に党員が君臨する。ω政府は、デジタルによるデジタル税の収集とデジタル富の分配を主に担い、デジタルによる生産に参画し富の発生を促す。同時にデジタル消費を促し、デジタル市場を活性化させる仕組みと仕掛けを作り出し、デジタル市場から税を集める。

デジタル生産と消費と税とデジタル通貨発行量は、量子コンピュータにより最適化され、ωの指導者は「ωの都合の悪い最適化」を常に監視し再最適化するのが主な仕事となる。

α層とω層は、定期・不定期に入れ替えが行われ、選ばれた者たちは配属された層の中でω層の指導の下、「デジタル管理された幸福」を追求する。

こうして、世界初の「デジタル所得保障」社会主義政策が始まる。

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私は常々、「人には、生産・消費・生活(文化教育など)の役割がある」と考えています。「デジタル所得保障」なるものが、大国で大々的に実施されるとしたら「生活の役割」どうなっていくのでしょう。超妄想の中では "空白" となってしまいました。

#日経COMEMO #NIKKEI


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