妄想:宇宙の成り立ち

ビッグバンの前に、「永遠の無」があって、何があったか解明できないが、"トキが一つ刻む"。
一つ目の刻みに、「永遠の有」が生まれ、永遠の有は "究極の1" であった。
二つ目の刻みに、「無限の疎」が生まれ、 "究極の1" である絶対的な "密" から、"疎" へ向かって分裂が始まる。

一つ一つの刻みには、無数のトキが存在し、トキは運動を生み、運動は波となって有限の塊を創る。
細分化された有限は、互いに引き合い融合し新たな有限とトキの長さを作り出す。

ニンゲンでは把握できないトキを経て、「疎の限界」に到達する。やがてトキの刻みの集約が始まる。無数に存在したトキは、互いに同期をとるように集約を始める。バラバラだったトキの周期はやがて一つになっていく。

トキの集約と同時に "密" にすべてが動き始める。

ニンゲンでは把握できないトキを経て、「密の限界」に到達する。やがてトキの集約は、"究極の1" を作り出す。
集約されたトキは、たった1つの刻みを入れる。その一つの刻みを最後にして、ふたたび、「永遠の無」になる。

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幾つかの "ミニ密" のブラックホールが互いに引き合い一つになる。ですが、まだ、宇宙は 究極の "疎" に向かって広がっている最中。互いに引き合うブラックホールは、次の相手と出会うためには永遠とも言えるトキを必要にするのでしょう。「疎の限界」とは、ひょっとしたら、最後に残された "二つのブラックホール" なのかもしれません。

#日経COMEMO #NIKKEI

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