もし、日本で原子力を活用し続けるのなら
今、立ち上がろうとしている「超小型原子炉」を地下深くに設営・運営する方式になるのではと、妄想している次第。
深刻な事故が起これば、即座にコンクリートで全域封鎖する・・・。ということは、すべてが地上からのリモートコントロールで行われないと成立しない。
"超小型" とはどんなものか。おそらく、10㎥で治まるくらいの発電装置(原子炉を含むすべての機能を搭載した状態)。それプラス緊急時のためのスペース。地下深度は300mより深いと妄想しています。
日本でそれが可能な場所がいくつあるのか不明ですが、とにもかくにも密集させないことが条件。スマートグリッドで必要な電力を総合で供給する仕組み。
「原子力発電は小さく作って "数" で運営」という考え方が主流になりそうな予感がしています。私個人としては、「放射能の即時無毒化」が実現しない限り、原子力をエネルギーに使うのは躊躇せざるを得ないと考えています。
そもそも、膨大なエネルギーを使わなければならない文明は、やがて、なくなっていくものと妄想しているのです。いつか、noteに書きましたが、恐竜が絶滅した理由の一つに "巨大なカロリー消費" があげられると思っています。人間もカロリーを下げた文明にしないと、あの惨事に出くわすことになると、すこし、怖い妄想をした次第。