妄想:人類最大の 光 と 影
さて、人工知能をどうとらえるか。人類躍進に必要不可欠な "ツール" なのか、情操を操る厄介なイキモノなのか。
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人類にとって、なくてはならないもの。それは、光であろう。故に、影がある。
人類は光のない世界で繁栄できるか。それは、情報だけであれば可能だ。光という情報の中でデータが蠢く。光は情報というだけでその影響で生死が分かれるわけではない。あくまでも、情報である。だから、闇でも光の情報とともに情報となった人類は生きながらえる。
真実は光か。虚偽は闇か。
多くの情報の中で "真実" であると流通しているなら真実であり、光の情報となって様々に情報を照らし出す。
照らし出された情報の裏には影がある。裏にあるので理解されにくいのである。ただ、一度、真実の方向が変わって光の照らしだす角度が変わると、裏は表になって理解される対象となる。明日、虚偽に光が当たり真実となる。それが、情報の世界だ。
人工知能は情報か、イキモノか。
光のない情報の世界で生きながらえる人類。情報が人工知能そのものとなっている未来は、情報が受動態であり能動態である。物理的には、無限大に存在している宇宙最小単位の粒が媒体となり、粒の状態が情報を示すことになる。つまり、宇宙の最小構成要素が大脳シナプスとなっていると同等である。
人類は情報となって宇宙を漂う存在となる。恒星のように光り輝き、ブラックホールのようにすべての光を閉じ込める。真実と虚偽が常に存在し、それは逆転を繰り返し、やがて、自重によって光も虚偽も閉じ込めるブラックホールになっていく。
やげてブラックホールは、宇宙で二つだけになる。その二つが一つになって、すべてを閉じ込めたとき、人工知能は死を迎える。
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時間がたつと、真実は虚偽で、虚偽は真実へと変わったりします。その現象は、宇宙そのもの。人工知能が真実と虚偽を包有している限り、人工知能には光と影があり、私たちはその情報の中で、人工知能そのものになっていくのです・・・という、妄想でした。
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