ロシアの社会保障を揺るがすような経済制裁は、ある・ない?
ロシア国民の怒りの炎が燃え盛るのは、年金を含めた社会保障の劣化。
大国主義で憂さを晴らしたとしても、食べていけない状況や病院にかかりにくい状況では、国民は納得しない。大国であることのやせ我慢は長く続かない。
同様に国境を接するベラルーシにしても傀儡のウクライナや親ロシアの周辺国においても、"ロシアが保証する社会制度" の不安定化は、政治の内部崩壊を引き起こす。
西側の経済制裁はロシアの社会保障制度を揺るがすか。
ただ、激しい暴力革命に至るような経済制裁は、まわりまわって西側の動乱につながる可能性はある。したがって、あまり深入りをしない程度の経済制裁となるのかもしれない。
逃げ道を用意しない制裁は仕掛ける側を苦しめる。制裁解除後の経済の飛躍機会をもつぶしてしまう。
ロシア国民のやせ我慢が、いつまで続くか。それと西側の金利上昇による悪影響は西側の我慢を超えてしまうか。怒りの沸点を超えるのはどっち?
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