アメリカを知りたければ、ローマ元老院を調べろ

ちょっと、居丈高で恐縮です(汗)。この記事にある「・・・共和党造反・・・」で、いの一番で思いついたのは「ローマ元老院」でした。

元老院 (ローマ)...以降、Wikipedia参照

今様護民官ができる気がしてきました。貧富の格差が広がる中、貴族議員的集まりと化した議会で平民代表が物言う仕組みで、議会で優位な議決を持つとされています。(ほんとうは、今の米国民主党にその役割を期待したいのですが、無理そうですね・・・)

やがて、護民官から民衆派がうまれますが、不利な立場で活動せざるを得ず「・・・元老院派(閥族派)と民衆派の争い、内乱の一世紀の幕・・・」が切って落とされます。

混乱の中、武力を背景にした独裁官が登場し、独裁者となり皇帝が選出されました。あの、アウグストゥスです。その後、皇帝と元老院は互いに牽制しあい、衰退と隆盛を繰り返すことになります。

東ローマ帝国は、今様ロシア。西ローマ帝国は、今様アメリカ合衆国。私の頭の中で定義された国家様式です。当時も、移民問題・自然災害問題・疫病問題を抱えていました。

さて、平民を救済すべく改革に乗り出した今様グラックス兄弟は、現れるや否や。共和党内部で、「反トランプ」が勢力を持つと、混乱の勢いで「皇帝」が誕生しそうな予感がして、デジャブ・・・と思うのです。

#COMEMO #NIKKEI

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