気候変動、自身の細胞も変化するのかな

気候変動によって植物が変わっていく。二酸化炭素増加で「・・・アレルギーを誘発する花粉のタンパク質も増加・・・」と記事にありました。

つまり、タンパク質が少しづつ変わっていく。食物連鎖からしてタンパク質は草食から肉食に移り、その肉を人はたんぱく源として取り入れる。

科学的根拠は不明ですから、ここからの妄想はうっちゃいといてください。*****

ぼくの体は細胞からできています。その細胞は気候変動によって変異した生物から取り入れたたんぱく質や脂肪から成り立っています。

最近は食べても僕の細胞は喜ばない。腸内で食べ物の栄養素が吸収されなくっているのです。太古からある栄養素に変化が生じているようで、腸が現在の変化に対応できなくなってしまっています。

マーケットでは「飲むだけで腸の活性化ができる!」と書かれた栄養補助タブレットが売られています。これには、腸内で留まって現在の栄養素を太古の栄養素に変換できる微生物や細菌が含まれています。それを飲むことで現在の栄養素を細胞が喜ぶ栄養に変えるのです。

やがて、微生物や細菌にあらかじめ変換された太古の栄養素が、3Dプリンターなどで成形され、いつも通りの食卓に並ぶようになります。味は、昔を知っている人には奇異に思えるのですが、これに慣れた世代は喜んで食べるようになります。

ぼくの体は細胞でできています。最近は太古の細胞を維持するために自然由来の食品は食べません。細胞が喜ばないからです。孫やひ孫たちは生まれた時から自然由来の食品を食べていません。どうやら、腸の長さも短くなっているようで、排便の回数も増えているようです。血色もいい。栄養がバランス計算通りに摂取できているからでしょう。

ぼくは花粉症を患っていましたが、計算された栄養摂取で徐々に細胞改造が進み、アレルギー反応も減少していきました。もはや、自然由来で栄養を摂取することができない体になっているといえます。ぼくも、もう、戻るつもりはありません。そしてぼくは、明日、百歳を迎えるのです。

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ずいぶん長寿な妄想をしてしまいました。いまの戦争が終わり、ながい平和な時代を迎え、気候変動と向き合いながら生きていくとしたら、食料をどう調達するかが基本的な課題となるのでしょう。

だとすると、この妄想も極端な非現実とは言い切れない。いまからでも、様々な脱自然由来食物を開発していくべきだろうと思った次第。

#日経COMEMO #NIKKEI

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