サル山:密から疎、そうすれば若い人の活力が増す
労働者不足からくる「高齢者就労みなおし(後押し)」。けれども、自然界でいえば、密度が高いところにあたらしい世代は生まれにくい。
それどころか、高齢就労者が "サル山" を形成し、自慢話ばかりでらちが明かない空間を作り出す。過去30年以上前の武勇伝で場を仕切ろうとする。これは、老害以外の何物でもない。
高齢就労者は "スタッフ" に徹すべき。その経験は「三歩下がってその先を照らす」あかりとなるべし。サル山を作るより「去る山」と心得よ。
”スタッフ” となれば、多少の時間に余裕ができる。老後に向けた ”人生リカレント” でよし、今の仕事を自身の経験を "近代化するリカレント" でもよし、高齢就労者はその経験を自身のこれからのために時間とともに豊かにすべし。
決して若い人たちの前に出るべからず。
高齢就労者諸君! あなたのその姿は若者のあこがれなのです。どんな未来が待っているか、それをあなた自身で示すのです。そうした生き方が、若い人々のその先を照らすのです。どうぞ、お元気で人生の山を下って行ってください。足元にお気をつけて。
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