予測不能な不景気に金余ってアフリカへ

不景気が来そうな予感がするのに、余った金の行く先がない・・・。

こんな情勢と見ています。雨後のタケノコのようにモノコトスタートアップが生えては消え、成長著しければ大手が買い取るこの世の中。思ったようにお金が増えない。

「持続可能な開発目標(SDGs)」の掛け声に呼応する大手企業が狙う次の市場、アフリカ(日経電子版参照:www.nikkei.com/paper/article/?b=20190906&ng=DGKKZO49451680V00C19A9FF2000)。この記事のシュタイナーさんは、「・・・アフリカは最大のグローバル市場になる。世界各国との関係は今後2~3年で劇的に変化するだろう・・・生産と消費の両面で世界経済に影響を与える・・・」と締めています。

ですが、政治不安定で気候変動の不利益をもろに被る状況。このリスクをカネ余りが見逃すはずがありません。さて、お金が土砂降りのように降り注ぐアフリカは、今後どんな風に変わっていくのか。

本記事のハーディングさんは、このように締めくくっています。「・・・現状で経済が縮小し始めると、それと戦うのはきわめて難しいということだ。それが、これからの景気後退のパターンになりそうだ。回数は多くないが、ひとたび陥ったらすさまじい不況になるということ・・・」

予測不能な不景気に対抗するためには、グローバルな投資が活発に行われること以外になさそうです。アフリカが健全に元気になれば、世界が救われる気がするのは、単なる妄想でしょうか。

#COMEMO #NIKKEI

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