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ブロックチェーン知ってる?と聞かれて答えられなかったので調べてみた

最近、インフルエンサーのイケハヤさんやマナブさんが、よくVoicyで話している仮想通貨ですが、これは『ブロックチェーン』技術を使っていることを、皆さんはご存知でしょうか?


ブロックチェーンとは、「電子的な情報を記録する新しい仕組み」のことです。


ブロックチェーンの特徴として、いったん書き込まれたデータは、書き換えることができない仕組みになっています。


この仕組みで、インターネットを通じて経済的な価値を送ることができるようになり、インターネットの世界で信頼性を確立することが可能になりました。


例えば、これまでの経済取引は、相手を信頼しないと成り立たないと考えられ、どんな事業でも必ず管理者がいました。


そして、取引が正当であることを確認するために、多くの組織と多数の人間が関与し、何日もかけて書類に記録し、それらを照合することによって、取引を処理してきました。


しかし、ブロックチェーンを用いた事業では、管理者が存在しなくても、そうしたプロセスを経ずに、取引が自動的に認識されるという、これまでの常識を完全に打ち破る革命的なものです。

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ブロックチェーンは、最初にビットコインなどの仮想通貨の基礎技術として用いられました。


仮想通貨とは、電子データのみでやり取りされる通貨のことです。


円やドルのような法定通貨のように国家による強制力を持たず、主にインターネット上で取引されます。


ビットコインがインターネット上に現れたのは2009年のことですが、その後、多数の仮想通貨が誕生しました。

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インフルエンサー「イケハヤ」さんのツイッターのプロフィールを見ると、

『まだ仮想通貨持ってないの?』 
 イケハヤ@DeFi投資家

と書いてあります。

イケハヤさんは、数年前から仮想通貨に投資をして、億を稼いでる人ですが、

DeFiとは「Decentralized Finance(分散型金融)」の略で、ブロックチェーン技術を活用して、従来の取引所や銀行などに頼らない新しい金融サービスを目指しているのが特徴であり、’18年からさまざまな関連サービス・アプリケーションが立ち上がり、それらをまとめてDeFiと呼ぶようになっています。

DeFiでは、手持ちの仮想通貨を預けることで、高い利息を受け取ることができ、ただ預けておくだけで資産を倍以上にすることも夢じゃないので、多くの投資家が参入しています。

もちろんリスクもあり、仮想通貨取引所やDeFiの開発者が、顧客の資産を持ち逃げすることや、悪意あるハッカーに資産を抜き取られる可能性もあり、ハイリスク・ハイリターンな投資手法でもあります。


多くの人は仮想通貨と聞くと、テロ活動資金供与や麻薬取引に用いられるなど、組織犯罪に利用されやすいと思われるかもしれませんが、仮想通貨の取引は、全世界に公開されており、これほど透明性が高い送金手段は他にありません。

イギリス財務省のレポートによると、組織犯罪に利用されるリスクが最も高いのが銀行で、仮想通貨は最もリスクが低いと結論付けています。

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これまで仮想通貨は、投資目的あるいは投機目的に使われることが多かったのですが、仮想通貨の本来の機能は送金です。

仮想通貨を使い、送金コストがゼロ近くまで下がることは、今までの経済活動を根底から覆し、新しい経済活動を生み出すと考えられます。

そして、技術革新が起こるということは、旧体制を破壊する側面もあります。

例えば、インターネットの普及で利便性が飛躍的に向上しましたが、一方で新聞社が倒産したり、雑誌や書籍の売上が減少しています。

ブロックチェーン技術は、基本的には人手なしで運営できる仕組みであり、人員の大幅な削減が可能になります。

特に、金融業は規制産業であるため、効率化が進んでおらず、この新しい技術によって、金融機関で働く人々の職が奪われる可能性は否定できません。

強い危機感を感じた日本のメガバンクでは、ブロックチェーンの研究開発が現在進められているようですが、上述のことから人員整理など、何らかの影響は避けられないと考えられます。

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世界ではブロックチェーンが、未来のビジネスチャンスの宝庫であることに気付き、既にブロックチェーンを用いた新しいプロジェクトが多数存在します。

それは金融関連だけでなく、医療や環境、エネルギー、教育分野など幅広い分野での応用が期待されています。

ちなみに、経済産業省のレポートによると、ブロックチェーン関連の潜在的な国内市場規模は67兆円になるとし、経済活動全体への影響はきわめて大きいと見ています。

そこで、ブロックチェーン関連企業で、有望視され、自分でも買えそうな株式を、私の独断と偏見でピックアップしてみました。

*投資は自己責任でお願いします


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gumi(3903) [ 情報・通信業 ]東証1部

時価総額:356億円

特色:ソーシャルゲームからスマホアプリへシフト。海外展開も。VRやブロックチェーンにも注力

8月23日終値 821円(売買単位:100株)

予想PER 15.1倍 予想PBR 1.55倍

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さくらインターネット(3778)[ 情報・通信業 ] 東証1部

時価総額:233億円

特色:独立系データセンター運営大手。ベンチャー企業向け強い。官公需も獲得。AI・IoT関連育成

8月23日終値 595円(売買単位:100株)

予想PER 158.42倍 予想PBR 2.74倍

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CAICA (2315)[ 情報・通信業 ]東証JASDAQ

時価総額:143億円

特色:銀行や保険、暗号資産取引所など金融向け柱のSI。子会社にeワラント証券。フィスコと親密

8月23日終値 161円(売買単位:100株)

予想PER 1650倍 予想PBR 1.11倍

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アイエックス・ナレッジ (9753) [ 情報・通信業 ]東証JASDAQ

時価総額:87.8億円

特色:独立系システム開発会社。コンサルからシステム設計、開発、保守、運用まで一貫で手がける

8月23日終値 809円(売買単位:100株)

予想PER 12.85倍 予想PBR 1.48倍

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サイオス(3744)  [ 情報・通信業 ]東証2部

時価総額:58.2億円

特色:オープンソースやクラウド製品を開発・販売。システム障害回避ソフトが柱。AI開発に意欲

8月23日終値 659円(売買単位:100株)

予想PER 15.02倍 予想PBR 3.48倍

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