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病人がいる家族が仲良く暮らす方法


今回は、「病人がいる家族が仲良く暮らす方法」についてお話ししたいと思います。

結論から申し上げますと、

「みんなで出来るだけストレスを感じない環境をつくる」です。


そもそも病気は何らかのストレスが原因です。

人間関係、仕事関係、家事育児、金銭問題、騒音問題、SNSの誹謗中傷・・と世の中はストレスに満ち溢れています。

病院には患者がひっきりなしに訪れ、大病院は紹介状がないと診察してくれないこともあるほどです。


人は病気になると、「病気と闘う」という、先の見えない真っ暗闇のトンネルを彷徨うことになります。

それは、不安・痛み・恐怖・絶望との闘いです。

強靭な精神を持つ人でも、この闘いと対峙するのは並大抵のことではありません。


私の妻は、高齢出産後の子育てで体調を崩し、今も体調不良が続いています。

ですので、我が家では、私と娘が中心になって家事をやっており、妻には出来るだけ負担をかけないように気をつけています。

娘の料理のレパートリーも徐々に増えており、小学5年生でも教えればちゃんとできると感心しています。

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病気の妻と一緒に生活をしていて気づいたことがあります。

それは、「病気の痛みを分かってあげることは難しい」こと。

不安や痛みで眠れない夜だったことを、翌朝に知らされて愕然とします。

分かっているつもりで、全く分かっていない。


病気の妻は、「自分は迷惑ばかりかけている価値のない人間」と思い悩むことも。

そんな時は、「君は存在するだけで素晴らしい」と優しく包み込める、大きい人に私はなりたい。

妻のため、家族のために自分ができることは何か。

その答えが、「ストレスを感じない環境をつくる」でした。

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私の妻の場合は、家事や料理の負担を減らしたり、痛みのある身体をさすったりして、ストレスの少ない環境をつくっています。

しかし、家族全体のバランスを考えると、「病人を見守る側の人」のストレスも考慮しなければ、仲良く暮らすことが難しくなります。


その解決策としましては、


✅解決策①「ストレスをこまめに発散する」

病気の家族と一緒に生活をしていると、いろいろ気を使い、徐々に疲れやストレスが溜まってきます。

そうならないためにも、ストレスをこまめに発散することはとても重要です。

【ストレスを手軽に発散できる方法】
・ゆっくりとお風呂に入る
・甘いものを食べる
・カラオケに行く
・スポーツジムに行く
・友達と話してたくさん笑う
・趣味に没頭して日常を忘れる


✅解決策②「小学生以上のお子さんがいる場合、家事をする戦力に加える」

「ワンオペ」で無理をすると病気になりかねません。

子供には根気強く教えていくことで、立派な戦力になってもらいます。

ウチの娘も、始めた頃は覚えが悪く大変でしたが、今や料理・洗濯・掃除を要領よくこなすようになりました。

子供のポテンシャルは非常に高く、積極的に参加させると、子供の生活力も向上するので一石二鳥です。

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✅解決策③「自分の体調や気持ちを言葉で伝える」

日本には、以心伝心という言葉があります。

以心伝心とは、「言葉によらずに、互いの心から心に伝えること。言語では説明できない深遠・微妙な事柄を相手の心に伝えてわからせること」という意味ですが、はっきり言って超能力者でもない限り、言葉で伝えないとその人が何を考えているのか分かりません。


ですので、自分の今の体調や気持ちを、家族のみんなにきちんと伝え、コミュニケーションをとり、互いに理解し合うことで、不平不満が解消します。

例えば、「今日は頭痛がして身体もだるいので、何もする気になれない」という日に、自分の気持ちを伝えずに、いつも通りのルーティンワークをすると、かなりストレスが溜まります。

「誰も私がしんどいのを分かってくれない」と思ったら、言葉で伝えてみましょう。

自分の気持ちを家族に伝えることで、「じゃあ晩御飯は宅配ピザでも取ろうか」などと、新しい提案が出て、あっさり問題解決!なんてこともあります。

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今回は、「病人がいる家族が仲良く暮らす方法」をご紹介しました。

我が家では、"こんな方法で仲良く暮らしています!"といった情報がございましたら、是非コメントお待ち申し上げております🙇‍♀️



















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