基本的信頼感を取り戻す
こんにちは、K-baraです。
今日は心理学関連の話とウェブサイトの紹介です。
心理学用語のひとつに、基本的信頼感ってのがあります。
発達心理学者のエリクソンが提唱した概念で、幼児期に他者(特に養育者)との関わりを通して形成される、自己を取りまく世界(他者)と自分自身に対して抱く感覚のことをいいます。平たく言うと「まあ色々あるけど、自分も他人も信頼できるよ!自分は大事にされる価値のある人間だよ!」って感じのことです。
こちらがとっても分かりやすく書かれているので、ぜひご一読ください。
なぜ僕がこの話を紹介したかというと、やはり今の世相があります。
例のウイルスのせいで、みんなそろそろ欲求不満の限界。
相変わらず、ニュースはネガティブな話ばかり。ネット上には出所不明な情報が飛び交い、それを信じる人とそうでない人が出口のない罵り合い。有名人が粗相や失言をすれば、寄ってたかって総たたき。
なかなかのディストピアですね(笑)
まあ、ある程度の情報リテラシーがあれば、世の中暗い話ばかりではないことは分かります。
しかし、これだけネガティブな情報が周りに漂っていると、すぐに「暗黒面」に引き込まれてしまいます。
だからこそ、本来人間に備わっている「基本的信頼感」を見直したいなと考えました。これは、先にも述べたように、乳幼児期に形成されるものですが、大人になってからでも補うことは可能です。
より詳しい内容は、先ほど紹介したウェブサイトに書かれていたのでそちらに譲ります(とっても良い内容でした)。
個人的には、身近な人を大切にすることから始めるのも良いと思います。挨拶を忘れない、お礼はすぐ伝えるなどなど。
人は、多くの場合、好意には好意でお返しするように出来ているので、無下にされる方が圧倒的に少ないでしょう(もし、本当に無下にされるのなら、すぐその場を離れた方が良いと思います)。
少なくとも、ネットで誰かを批判したり、議論に精を出すよりは、よほど世界への信頼を取り戻すきっかけになると思います。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
今日は若干とりとめのない話でしたが、こんな時代だからこそ、自分や周囲への信頼を大切にしてほしいなと思い記事を書きました。
それではまた。