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一歩前進!

こんにちは、K-baraです。

今日は闘病記の続きというか現状報告です。

書くことがないと言ったとたん、動きがありました笑

何があったかと言うと…

「ヴォトリエント休薬」

が決まりました。すなわち、入院してまで始めた分子標的治療をお休みします。

私とヴォトリエント(分子標的薬)との馴れ初めはこちらをご覧下さい。

◯休薬に至った経緯

腫瘍が増大したとか、激しい副作用が出た等の悪いことがあったから休薬になったのではありません。

実は、6月から薬をストップしていたんです。

なぜかと言うと、

・一年半もの間、一度も転移巣の増悪が見られない。

・腫瘍マーカー異常なし。

・長く飲み過ぎると耐性が出来て、万が一の時に使えなくなる。

と言った前向きな理由から、休薬して様子を見ましょうとの主治医の判断でした。

そして、ひと月後にもう一度CTと採血の結果を見て、今後の方針を決めるとのことでした。

その結果発表が今週の月曜日にありました。

主治医の判断は・・・。

異常なし!休薬継続!

とのことでした。

かれこれ一年半、ずっとお付き合いしてきたヴォトリエントと、お別れすることになりました!

6月の時点でなぜここに書かなかったかというと、今月までは、休薬のお試し期間だったからで、薬なしでも病気をコントロールできていることを確認してから報告したかったんですね。

もちろん、タイムリーに経過を報告して、一喜一憂を周囲と共有するようなスタイルもありだと思いますが、私は粛々と病気と付き合っていくのが性に合っているようですので、今後も落ち着いてからnoteにまとめていくようにしたいと思います。

◯これからの治療予定

腎臓がんのリンパ節転移の方は、10月か11月あたりにCTを入れて、その結果で休薬継続するかを判断する予定です。

ちなみに、先端巨大症の方も経過良好で、成長ホルモンの値も1年近く正常値をキープしています。こちらも、注射の量を減らすことも検討していくそうですが、下垂体腺腫の再発が長期間ないことが絶対条件なので、引き続き経過観察と月一回の注射は継続です。

◯薬を止めてみて・・・

ヴォトリエントを止めて変わったことをいくつか。

・身体が軽くなった

2週間くらいで、随分身体が軽く感じるようになりました。自分では副作用がないと思い込んでいましたが、知らない間に影響を受けていたみたいで、止めてみてそれがよく分かりました。

・帰ってきた黒髪

髭はすっかり黒くなりました。黒ひげです。ダンディズムです。

体毛はすごく面白くて、一本の中で白と黒できれいに分かれています。まさに、飲んでいた時期と止めていた時期がそのまま反映しています。

人体の神秘ですね(笑)

・お金

正直これが一番でかいですね。

いくら色々な公的扶助があるとはいえ、毎月限度額一杯まで支払うのはきつかったですからね。

とりあえず、浮いたお金でちょっと自分にご褒美でも買おうかと・・・。

◯まとめ

今日は久しぶりに病気のことを書きました。

寛解にむけて一歩前進ということで、ほっとしています。引き続き、粛々と主治医の言いつけを守って、フツーの暮らしを目指したいと思います。

とりあえず、体内に残っているがんに対しては・・・

「そこで、じっとしているなら許してやろう。」

ってな感じですね(笑)。

ここまでお読みくださりありがとうございました。