もうすぐ3周年
こんにちは、K-baraです。
あっという間に今年も12月ですね。
世界の形がこんなに変わるとは・・・。
本当に一寸先は闇ですね。
少し気が早いですが、病気が発覚してから3年近くが過ぎようとしています(発覚したのは2018年)。
今回はK-bara3年間生存(!?)の前祝いとして、たまに聞かれる「病気で人生観変わりましたか?」という質問について考えようと思います。
もちろん、これから書く内容は「変わった」という前提です。
さすがにこれまでの経緯からして「今までとなーんも変わりませーん。」って言うのは難しいですね(笑)。
1.ポジティブな面
良い意味で、物事に対してどうでもいい部分が増えたことですかね。
「まあ手術の痛みやその後の苦労に比べたら、そこまで深刻に考えることもないよね。」みたいな感じです。
もちろん人間ですから、電車やバスの混雑、残業、仕事上の諍い等々煩わしい出来事に遭遇すれば、テンションが下がるし不快感が心の中に湧いてくるのは昔と同じです。
病前は、そんなネガティブな出来事一つずつにケリをつけないと気が済まないし、大抵の出来事はケリがつかないものなので、また欲求不満がたまる。そんな心の動きだったんですね。
今は「生きてりゃ色々あるし、生き死にの問題に比べりゃまあどうでもいいか(笑)」くらいのゆるーい反応が増えたように感じます。
もちろん、投げやりになったり責任を放棄しているわけではないですよ。
ただ、いちいち「はっきりさせないと気が済まねえ!!」みたいな不適応な反応は減ったように思います。
2.ネガティブな面
その一方で、やはりネガティブな面もあります。
それは、「時間のムダ」への嫌悪感が必要以上に強くなったことです。
病前は、自分の時間がこれからも何となく平々凡々と続いていくと勝手に思い込んでいたところがありました。しかし、病を得て「明日どうなるか分からない。」という現実を突きつけられると、どうにも時間を無駄にされることに対してナーバスになっている気がします。
何度説明しても分かってもらえない、同じ過ちを繰り返す、遅刻で待たされる・・・etc。
別に誰にとっても楽しい出来事ではないですが、これらに対する不快感は強くなってしましました。
でも、ここから書くことが重要です。
この思考って回りまわって自分のクビを絞めることになるんですよね(笑)
自分とて不得手なものはこの世界にはゴマンとあって、何回聞いても分からん話はあるし、同じミスをやってしまうことはきっとあるでしょう。それに未来永劫絶対に遅刻をしない保証なんてどこにもありません。
あまりに他人に厳しすぎると、自分がやらかした時に立つ瀬がなくなっちゃいますからね。
他人どうこうではなくて、自分がコントロールできる範囲で時間を大切にする。そんな思考をもう少し身ににつけられたいいな、と今考えています。
3.結局のところ・・・
ここまでお読みくださりありがとうございました。
今日は、色々人生訓というか「私のキャンサーギフト」みたいな話をしてしまいましたが、結局のところ一番強い思いとしては・・・
なるべく穏やかに暮らしたい!!
ですね(笑)。
そのためにも、ちゃんと主治医の言うことは聞いて、真面目に生活したいと思います。
それではまた。