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ドイツの学生ビザ取得方法(2023春ver)

この記事ではドイツへの交換留学に向けてビザを申請する方法について書き示します。
申請方法は時事刻々変化しますので、大使館のWebサイトを必ず確認してください。

はじめに

この記事を見られている方はおそらく既にドイツへの留学が決定している方ではないでしょうか? おめでとうございます!
ドイツへの留学に際し、最初の障壁となるのはビザ(滞在許可証)の取得です。現在は外国人国がパンク状態で、取得にとても長い時間がかかります。加えて、ビザ発給までの間に仮ビザと呼ばれるものが渡されますが、種類によってはドイツ国外へ出国することができず、90日間の観光ビザが切れたあとは「せっかくヨーロッパにいるのに近隣諸国へ出掛けれれない!涙」という事態が発生してしまいます。ネット上の情報では、おそらく他の種類のビザと混同して、ドイツ入国後でないと申請できないという情報が見受けられますが、私は日本で学生ビザを取得できたので、その手続きの過程について記しておきたいと思います。あくまで参考としてご覧ください。

要旨

  1. 学生ビザ(滞在許可証)は、日本国内でもドイツ入国後でも取得できる

  2. 日本国内で取得した方が早く取得できた

  3. 国内での申請はスケジュールがタイトなので計画的な準備が必要

日本でビザをとる場合のスケジュール

留学先への出願からビザ取得、渡航までの私場合の月次と渡航までの日数について示します。

留学先の大学への出願(5ヶ月前)

履修予定科目や、顔写真、CVやmotivation letterなどを送りました。フォーマットについては各大学から指定があると思います。この書類の提出の際に、入学許可証を受け取ることができる大まかなスケジュールについては聞くことができます。
加えて、このタイミングで大学が用意している寮への入寮の希望も出しました。

入学許可証の取得(3ヶ月前)

入学許可証が届き、ビザの申請の準備を開始しました。

ドイツ大使館の予約 (3ヶ月前弱)

東京のドイツ大使館もビザの予約はとても取りづらいです。
個人的な体感としては朝の8時くらいに40日後の予約枠が開放されます。
早めに予約だけ取っておいて、予約が取れてからビザの準備を始めるくらいでいいと思います。

ビザ申請用の準備(2ヶ月前)

必要な書類についてはドイツ大使館に記載がありますので確認してください。

中でもめんどくさいのが閉鎖口座の開設証明書とドイツの医療保険の開設証明書です。
閉鎖口座は銀行によっては海外からの開設ができないものがあったりします。周りの留学生も含めてよく使われているのがExpatrioです。

このサービスを利用することで閉鎖口座とTKの保険に加入することができます。手数料はかかりますが、直接銀行で閉鎖口座を開設する・保険に加入するのに比べて手数料は安いと感じます。
招待コードを添付するのでもしよろしければ使ってください。

https://www.expatrio.com?f=chiakih3

寮の内定と初期費用の支払い(2ヶ月前弱)

寮の内定通知書と初期費用の請求書が寮の管理者から届きました。契約書にサインをして返信すると相手もサインをして再度送り返してくれます。
加えて、初期費用についてもWISEの振込確認書類を作成しました。

閉鎖口座や寮の初期費用の送金で使用できるWISEの招待コードです。
こちらも¥75,000までの国際送金の手数料が無料になるので使ってみてください。


ドイツ大使館でのビザ申請手続き (渡航 1ヶ月前)

広尾にあるドイツ大使館に出向き、必要書類を提出し、手数料を支払いました。

ビザ取得 ( 1週間前)

元々予定していた出発日にビザが取れているかどうか怪しく、ドイツへのフライトを変更するかどうか迷っている最中に、大使館からビザが発給されたとの連絡を受け、元の予定通りのフライトでドイツに渡航することができました。
予約していたフライトも1回までは変更手数料がかからないものであり、かつドイツでの授業開始までも余裕があるスケジュールだったので少し発給が遅れていても問題はありませんでした。

渡航

無事ドイツに飛び立つことができました。

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