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第18回 新商品『Build94』とともに急成長中! 新人社員 竹部亜美さんの奮闘記

すっかり寒くなりましたね。こんにちは、(株)敬相で広報をしております寺門です。みなさん、以前のnote「新人社員の本音座談会編」で、思うように仕事に取り組めていない……と悩んでいた、新卒社員・竹部亜美さんを覚えていますでしょうか? 

実は彼女、7月に大阪支店から東京本社に異動になり、今、敬相が注力している新事業を担う部署に配属されたそうなんです。そのことを知った私、寺門は早速、竹部さんに話を伺うことにしました。今回は、『Build94』の詳細とともに、新人社員 竹部さんの仕事ぶりもたっぷりとお届けしていきます。

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世界のトップアスリートに選ばれるギアを、日本にも。『Build94』とは?

ーー 竹部さん、お久しぶりです。7月に大阪支店から東京本社に異動されましたが、東京には慣れましたか?

まったく慣れません(笑)。地元関西から上京している友人もいるのですが、コロナ禍で会うこともままならず……。休みの日は、ひとりで近所を散歩する程度なので、東京での暮らしはまだ謳歌できていないんです……。

ーー 緊急事態宣言も明けました(2021年10月現在)から、少しずついろんな街を訪れてみてくださいね。ふだんは同フロアで竹部さんが働いている様子を垣間見ていますが、けっこう忙しそうですよね。今はどんな業務を担当されているんですか?

敬相が販売を手掛けている筋トレ&ストレッチギア『Build94』の販促や新規営業を担当しています。

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『Build94』とは、ベルトを、鍛えたい部位、もしくはストレッチしたい部位に固定して自重で筋肉を伸ばしながら、継続的に刺激を伝えることができる器具。「負荷」>「力」の状態でトレーニングを行えるため、短時間で効率よく鍛えられて、パフォーマンスの最大化に役立ちます。

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国内ではまだあまり知られていませんが、海外のトップアスリートの間では広く知られており、日常的に使っている選手も多いんです。

ーー 構造はシンプルですが、トップアスリートにも選ばれるくらい本格的なトレーニング・ギアなんですね

そうなんです。プロスポーツトレーナーの育成に励まれている「株式会社The StadiuM」の代表・山田晃弘さんが、スペインでトレーナーをされていた頃に、現地でこのギアと出合ったそうなんです。山田さんは「帰国後も日本で活用したい」と考えていたそうで、もともと山田さんとご縁があった敬相がその話を聞き、名称を『Build94』として現在、特許出願中です。ちなみに、ベルト部分などは独自に改良を重ねています。

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ーー プロユースのギアに、さらに改良を加えたものが『Build94』なんですね。ちなみにこれ、アスリートでなくても使えるのでしょうか?

もちろんです!器具を固定できる柱などがあれば、いつでもどこでも自重でトレーニングができるので、筋力のない女性やお年寄りにもオススメなんです。怪我のリスクを減らしながら、効率的に鍛えたりストレッチしたりすることができますよ。

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たとえば、腿の裏(ハムストリングス)のストレッチ。ここは大きな負荷をかけてストレッチをすることが難しい部位なのですが、体をベルトにあずけるだけでハムストリングスを“ぐぐーーっ”と伸ばすことができます。これがとても気持ちいいんですよ。体験した方からは、「すごく足が軽くなった!」「腿が伸びている感覚がある」と、すぐに効果を実感いただいています。

他にも腹筋や背筋、大胸筋など、さまざまな部位にアプローチできるので、これまでは二人一組でないと行えなかったストレッチやトレーニングを、気軽に一人で行えるようになります。

ーーわかりやすい説明ありがとうございます。普段から商品のプレゼンテーションをされているんですか?

はい。直接お客様に商品をご案内する機会が多いです。大阪支店に居た頃は母校(京都)のサッカー部の監督やコーチなどを通して、関西エリアの高校サッカー部に出向き、ご提案して、導入していただくという流れが主だったんです。

つまり、お世話になった方やお知り合いの方へのPRだったので、ある意味ではご提案しやすい環境でした。しかし、東京に出てきてからは、イチから販路や売り込み方を考えていきました。

まず私が企画したのが、サッカー大会に『Build94』のブースを出展して、選手やスタッフに商品PRをするというもの。第一弾として、7月27日〜7月31日(2021年)に石川県にて、石川県ユースサッカーフェスティバル 「MCCスポーツ和倉ユースサッカー大会」が実施されたのですが、早速、この大会で「Buid94」のブースを出展することができました。

ーー 素晴らしいですね!そのブースではどのように商品をPRされたんですか?

The StadiuMの専属トレーナーの方とともにブースに出て、大会に出ている選手やスタッフさんに「一度、体験してみませんか?」とお声がけをしていきました。

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興味をもってブースに集まってくれた方々に対して、器具の専門的なお話はThe StadiuMのトレーナーの方にお任せして、私は、来場者との基本的なコミュニケーションを図りました。

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私は、高校時代にサッカー部のマネージャーをしていたので、サッカー大会の雰囲気はよく知っていたのですが、商品をPRする立場での参加は初めてでした。ですから直前まで、不安でいっぱいで……ガチガチに緊張していましたね(笑)。

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ーー 上手に話さなければと思うと、緊張しますよね。当日の反応はいかがでしたか?

それが、大盛況だったんです!出場選手のみなさんだけでなく、監督や審判、運営スタッフ、それに、観戦に来た方まで、たくさんの方に興味をもっていただき、私もトレーナーさんも、大会終了までフル稼働でご案内しました。

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また、私の中で密かに設定していた「『Build94』を200人に体験してもらいアンケートも取る」という目標もクリアできて、大満足の結果になりました。

ーー 200人はすごいですね。しかも初めてのブース出展で!

本当にやってよかったです!いろいろな高校サッカーチームの監督さんやスタッフさんとの繋がりもできましたし、後日、あらためて高校に伺い商品説明をさせていただけるお約束もできたので、大きな収穫がありました。

敬相 初主催のサッカー大会『裏インターハイ』の運営も担当

ーー 毎日、充実されているようですね。東京本社の勤務になってから、特に印象に残っている出来事はありますか?

富山県で開催したサッカー大会『Build94杯 2021夏 〜裏インターハイ〜』(2021年8月14日〜16日)の運営を担当したことです。

この大会は、「裏インターハイ」と銘打っているように、惜しくもインターハイ出場を逃したサッカー強豪校を全国から招待。新型コロナウイルスの影響で実戦の機会になかなか恵まれない高校生たちに、日々の鍛錬の成果を発揮してもらう場を設けたいという想いで、今年(2021年)からスタートした大会です。

大会の企画からはじまり、参加チームへの打診や調整、全体のスケジュール設定、試合で使用するコートや審判、当日のお弁当の手配まで、運営や進行に関わる部分は、ほとんど私が担当させていただきました。

ーー すごい!でも、大きな仕事な分、大変だったのではないですか?

大変でした(笑)。大会開催が近づくにつれえ、想定外のトラブルが頻発したんです。新型コロナウィルスの感染拡大のため、全国的に緊急事態宣言が出てしまいましたし、大型台風の上陸で高速道路が通行止めにもなりました。その影響で、当初参加予定だったチームのいくつかが不参加の事態に……。

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不参加の連絡が入るたびに予定を組み直し、全体の工程を調整しなければいけないので、つねに「どうしよう」の連続。でも、自分がイチから担当した初めての大会だったので、「絶対に成功させる!」と、必死に踏ん張りました。無事に大会を終えられたときは、本当にうれしかったです。トラブル続きで大変な思いをしましたが、たくさんの学びがあり、結果的には貴重な経験ができました。

ーー 『Build94』のブースも出展されたんですよね。手応えはいかがでしたか?

参加チームが減ったこと、そして使用する2つのグラウンドの距離が離れていたため、参加チームはつねにどちらかの会場で試合をする状況になり、和倉ユース大会のように、ブース内でじっくりと商品を体験する時間がとれなかったんです。なんとか試合終了後に時間を設け、体験してもらうことはできましたが、『Build94』の紹介に関しては、反省点も多々あります。ただ、想定外のトラブルがありながらも、商品を知っていただく機会は設けられたので、最善は尽くせたと思っています。

ーー 『Build94』を今後、サッカー以外のスポーツにも広めていく予定はありますか?

敬相はもともとサッカーに馴染み深い会社ですから、まずは自分たちが得意とするフィールドで広めようと、現在の販促活動をスタートしています。ただ、長期的にはサッカー以外のさまざまなスポーツの現場で使っていただきたいとは考えています。

サポートしてくれる先輩たちがいるから、自分の仕事に全力を注げる

ーー 東京本社に異動してから、本当に目まぐるしい毎日のようですね。この数ヶ月を振り返ってみて、いかがですか?

非対面での販促活動のハードルの高さを感じています。大会にブースを設けける方法は、直接お客様に商品をご紹介できるし、一度体験していただければ『Build94』の魅力はすぐに伝わるんです。一方でそれが、チラシやポスター、Webデザインになると、とたんに難しく感じます。どうすれば商品の魅力をわかりやすく伝えられるだろう?と必死で考えています。

ーー チラシやWebのデザインを考えるには、新しい知識やスキルが必要になってきますよね。

そうなんです。上司でありマーケターでもある敬相の藤井さんに、マーケティングや広告、販促、デザインなどの基本を教えていただきながら、なんとかカタチにしようと頑張っています。

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加えて営業面でも、まだまだスキル不足を感じています。先の大会などで商品に興味をもっていただいたお客様の中には、具体的に購入を検討されている方もいらっしゃいます。ただ、どのようにアプローチすれば契約にまで結びつくのかが、私の頭の中では、まだイメージできなくて。

ーー 確かに。「興味を持つ」と「購入してもらう」では、まったく別のフェーズですよね。難しそう。

営業経験のない私に、果たしてできるかな……といまだに不安なのですが、ただ、よくよく考えたら、同じフロアには営業のプロフェッショナルである先輩方がたくさんいるんですよね。いざとなったら相談できると思えるだけで、なんだか心強いです。

大阪支店にいた頃は、自分に何ができるのか、そもそも「何をすればいいのか」がわからず、相談できずにクヨクヨしていましたが、東京本社にきてから“悩み”が“前向きな悩み”に変わりました。ですから、どうやってクリアしてやろうか!と自然とモチベーションもあがります。「『Build94』を普及させる!」という自分の役割というか、使命みたいなものが出来たのも大きいと思います。

ーー 竹部さん、まだ1年目なんですよね。普通なら、ようやく新人研修を終えて、配属先が決まる頃かと思います。それが入社早々、新商品の販促や大会の運営を一人で担当するなんて、なかなか経験できませんよね。

敬相は、上司や先輩がやるべき仕事をお膳立てして、手取り足取り教える……というようなスタイルではありませんが、目標のある社員を全力でサポートしてくれます。また、現場で経験を積みながら成長できる環境は、私には合っているんだなと、最近感じるようになりました。

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だからこそ、売上げという数字で結果を示していきたいですね。今はまだ1年目ということで、ノルマもなく自由にやらせていただいています。ですがこの夏から積み重ねてきたことが、数字に結びつくように、そして『Build94』の素晴らしさを多くのアスリートに知っていただくために、全力で走り続けます!

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【広報部  後記】

今回は、2021年新卒入社の竹部亜美さんにお話を伺いました。前回取材したときは少し悩んでいる様子でしたが、たった数ヶ月で、本当に頼もしく成長されていて、見違えるようでした。実は、少し心配していたんです。でも久しぶりにお話を伺い、生き生きと楽しんで仕事をしているようで、本当によかった!

また「敬相は、社員の挑戦を後押ししてくれる環境」であるということを、彼女の変化からあらためて感じ取ることができました。

ところで『Build94』、一度使ってみると病みつきになるようですよ。東京オフィスを訪れた際は、ぜひ竹部さんを訪ねてみてくださいね。気軽に『Build94』を体験させてくれますので。さて!次回も『Build94』にまつわる記事を公開予定です。それでは、お楽しみに!


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