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NEWS LIVE TOUR 2022 音楽の感想。

NEWS LIVE TOUR 2022 音楽。
全公演完走、本当におめでとうございます。
そしてお疲れ様でした。

まずは何より、全日程何事もなく無事に駆け抜けられたことにホッとしています。
(小山さんもコロナから復帰されて本当に良かった・・・)

アルバム「音楽」が発表された時、リリースコメントとしてこう紡がれていました。

「20周年を目前に控えたグループが到達したのは、原点であり、頂点。さぁ、絶景をお見せしよう」

ツアーを終え改めてこの言葉を思い出すと、これはアルバムだけじゃなくツアーにも当てはまっていたように思います。
たくさんの感想があふれる中、一番目にしたのが「とにかく楽しい」という言葉で。そんな楽しい気持ちでいっぱいのツアーはまさしく、原点にして頂点な絶景でした。


夏の終わりに始まり、冬の始まりに終わったこのツアーのことを少しでも残しておきたくて書きます。

※セトリなど、ネタバレ全開です。
※加藤さんファンなのでどうしても贔屓しています。合言葉は「推しは特別」
※10000字くらいあります。ゆるりと読んでくれたら泣きます・・・。

TRIAD 

ステージ上に置かれた数々の楽器に心が躍ったのを今でも覚えています。
音楽というコンセプトだし、どこかで生バンドがあるといいなと思っていましたが、まさかほぼ全編生演奏だとは・・・!
毎回生歌のNEWSと生演奏、そりゃ相性は抜群です。同じセトリなのに何度聴いても新鮮に感じられて、毎公演ドキドキしました。
白、黒、赤の衣装も格好良い。ギラギラしていて、だけど品が良くって、3人の雰囲気にもよく似合っていました。 
「3つ並べ鳴らす和音ちょうど気持ちいい」で加藤さんと増田さんが目を合わせながら歌うところでは、小山さんがMCで「寂しい」と呟いたことで増田さんが途中から小山さんの方にも顔を向けたのも愛おしいエピソード。 
今回のオープニングのドキドキ感は、これから始まる音楽という作品の表紙をめくる時みたいなドキドキでした。

チンチャうまっか

歌ってる姿を見る機会が少なく、はやくこの目で見たいなと思っていた曲の一つ。 
どうしてもアルバムのセトリが頭の中で固まっていたので、ここでくるんだ!と驚いたのを覚えています。 アルバムは耳で聴くのに心地いいセトリで、ツアーは五感の全てで味わうセトリという印象。
TRIADとはうって変わって、薄暗い中で妖しく光る照明がその場をガラッと異空間へ変えていき、心臓が一気に高鳴りました。 
大サビでの増田さんのフェイクは、回を重ねるごとに色気たっぷりに感じてたまらなかったな。

鳴神舞

生バンドとの相性が抜群すぎて、この音源を売ってほしいくらいにすきです(というか、今回は特にコンサート音源がほしすぎる) 
楽曲の世界観をより鮮やかにさせる映像も大好きなポイントの一つでして、特に鳴神舞は格別に格好良かったな。文字のフォントも歌詞が出てくるタイミングも。「極彩色の音鳴る方へ」の映像がすごく格好良い。毎回見てしまう。 
とにかく熱い!上がる!体の奥にズシンと響く音の数々にゾクゾクしました。
この時の加藤さん、端から端まで走りまくっててワイルドでかっけえんです。「巡り会えるか分かりませんが、神様、またいつか。」で後ろのモニターに加藤さんがドンと映って息をのみました。

チャンカパーナ

これもすごくすごく格好良かった!
STORY以上にこの曲が今のNEWSと馴染んでいて、読んでる人を傷つけてしまうかもしれないけど、私は全く違和感を感じなかった。何の突っかかりもなく溶け合っていて、これも一つの形だって思えたんです。すごい。 
「誰かと話したかった」のところの加藤さんに毎回うっとりしてしまう。あと曲終わりに伸ばしてる腕と反対に向けた首が本当に色っぽい。
音楽のツアーではやらないかなと思っていたので聴けて嬉しかったです。何度聴いてもイントロで心躍るし、サビで踊りたくなる大好きな一曲。これからもたくさん歌ってほしいな。 

未来へ

ここで3人ともサングラスを外してお顔が見れました。安定にみんな良いお顔・・・。 
盛り上がる曲が続いた後の「未来へ」は、よりグッと心掴まれました。 
どこかの公演で加藤さんが「ああ叫べ」のところでマイクを少し離していたのが印象的。歌った、というよりも叫びに近いように思えて心が震えました。 
ラストのサビで三人の背中がモニターに映し出されたんですけど、それがとてもたくましくて。たくさんのものを背負って立つその背中が凛々しくて、唇をぎゅっと噛み締めながら見ていました。 

LOSER

衣装チェンジしてきた赤×金チェック衣装がおもちゃみたいでかわいい!形もそれぞれかわいい!スカート×ブーツフェチなところがあるので、特に増田さんのスタイリングが好み。 装苑で細部まで見るのが楽しみです(載る前提) 
ここからグッズで販売されたカスタネットをリズムに合わせて叩いて楽しんでいたんですけど、カスタネットなんて幼稚園ぶり・・・。5歳の私へ。25年後におしゃれなカスタネットを叩いているよ。
これは私が加藤さんを好きだからって理由もあるけど、「真っ直ぐ進む人生なんてありゃしないって頭じゃわかってるけど」で小山さん増田さんが加藤さんの肩に手を置く振りが大好きなんですよね。 

チュムチュム

予想外だった!でも大好きだからめっちゃ嬉しかった! 
冒頭、小山さんの「チュム」に乱入する増田さん、埼玉あたり?から加藤さんもそこに加わって激かわハッピー空間が広がっていました。
名古屋公演で「ガンジスのほとりでシゲを見た」と歌いながら加藤さんに抱きついた増田さんを見た時、私の視力のなさに絶望したけど、目ん玉かっぴらいて脳内に焼き付けておきました。 
間奏でクラップする加藤さんがあまりにも母性本能くすぐられる。どうでもいいけど、加藤さんの場合クラップというより拍手って感じがします。私だけ? 
ある公演でセンステ1列目という席から見させて頂いたんですが、加藤さんって本当にひとりひとりの目を見て、頷いたり微笑んだりしてくれてるんだと体感。あの瞬間が今でも忘れられない。 またひとつすきになりました。

ビューティフル

この時、天井に映し出された光の集まりが幻想的でとても美しかったんです(個人的に静岡が綺麗だった)
3人も見たいし天井も見たい。そんな気持ちがせめぎ合ってました。 
生で加藤さんのファルセットが聴けたことに毎公演感動。やさしくて繊細な歌声に心がキュッと締め付けられて、不思議と泣きそうになりました。まるでオーロラを見た時のような気持ち。 
思えばドラマの主題歌として発表されてから、やっとコンサートで披露できたんだよなと感慨深くなりました。長かったね。やっとだね。
通過するトロッコと激近い席の回があったんですけど、照明の具合も合間って、加藤さんが本当に神々しく見えました。こちらを見る表情がね、あったかくて優しいんですよ。 

カナリヤ

こちらもやっと聴けた、やっと見れたって気持ちが大きい。 
でも2年待った分、感じ方に変化もありました。 
初めて披露された2020年の24時間テレビと比べて、より幹の太さを感じました。演出としてはシンプルだけど、この2年で重なった3人の年輪を感じらるような強くて大きいパフォーマンスでした。 
毎回、サビ前に大きく飛ぶ増田さんに目がいってしまいました。私は飛ぶ増田さんがすきなんだろうな。
歌い終わった後花道を歩く3人の姿、そして3人を照らす光が美しくて、これからも3人をもっともっと応援したいと強く思いました。 

pink moon

曲を聴くだけで切ない気持ちが溢れてくるのに、それを五感で感じたらそりゃあ余計感情が揺さぶられてしまう。NEWSの歌声とピアノと弦楽器だけという贅沢さが、また心打たれるんですよね。
そこで歌っているはずなのに、距離としては遠いはずなのに、どこか近くに感じてしまう。すぐ隣にいてくれるような体温を感じてしまう。そんな切なさが伝わってきました。 
加藤さんのどんな歌声が好き?と聞かれたらこの曲を黙って差し出すくらいに好きです。ここに湿っぽさ、切なさ、儚さのすべてがつまっていて、それが曲ともピッタリ合っていて好き。 

Refrain

小山さんには花道を歩かせろってばあちゃんも言ってた。気がする。
ダンサーさんを引き連れて歩く演出、ダンスのキレの良さ、長い手足の使い方、表情のすべてが完璧で、自己プロデュース力の高さに感服しっぱなしです。
踊ってる姿はもちろん、一瞬のストップモーションも絵になっていてすごく格好良かったな。あとシンプルに曲がすきです。おしゃれサウンドの中にほんのり和の香りがして。
終盤、また花道を歩いてメンステに戻るんですけど、振り返った時の小山さんの表情が今でも忘れられません。すごくふわっと笑うんですよ、花が咲いたかのように。これまではリンドウのようだったけど、その一瞬だけたんぽぽのように。イメージね。


ポリリズム

ここから三銃士までのパートがすごく好きなんです。なんだかストーリー性を感じて。 
四角い枠の中で、自由を奪われながらパフォーマンスする3人の姿は人形のようで、その中で悠々と楽しみつつ、どこか外の世界への憧れみたいなものもポリリズムでは感じました。 
元々歌が大好きでしたが、ダンスもめっちゃ好き!特に「ここでmake your mind up 後先ならfineだ」での加藤さんの脚の上げ具合。真っ直ぐ上がっててダイナミックでした。
操られている時の体重のかけ具合や「ポリリズム」とリズムに合わせて止まった時のポーズも三者三様で面白かったな。 個人的に、加藤さんの力の抜き方がすきなんですけど、それが操られてる動きとマッチして良かった。
曲が始まる前にレーザーで文字を浮かび上がらせるのも、近未来みがあって格好良い。 

KMK the boys rock you all!

毎回、コンサートでより好きになる曲があるんですけど、今回はKMKがそれでした。 
しかもただ好き度が上昇しただけじゃなく、好きが広がった感じがあります。 
ポリリズムでそれぞれ枠の中にいた3人が外へと飛び出し、みんなと一緒になって歌うことの楽しさを覚えたように見えました。それくらい3人もダンサーさんもイキイキしていて、とてもエネルギッシュ。見ているこっちまでわくわくします。 
この振りもすごく好き。腰の布がひらっと舞うたびにその場が華やかになります。 
耳を回すような振りや指揮者のような振りやなど、一つ一つを大きく力強く踊る加藤さんから目が離せませんでした。もうめちゃくちゃ格好良かった。
3人がKMKと指でつくるときの表情から、NEWSへの誇りのようなものを感じて勝手に胸が熱くなりました。 

三銃士

本当、すごくすきな曲です。メロディも歌詞もダンスもポップでコミカルで、聴いててすごく心が楽しくなる一曲。
KMKで歌うことの楽しさや喜びを知った3人が、今度はそれを俺たちがみんなに伝えていこう、これからも幸せを届けようと決意のようなものを感じました。
ポリリズムから三銃士までずっと踊りっぱなしなんですけど、不思議なことに、終盤になればなるほどイキイキと見えるのです。そんなところからも歌うことへの喜びが表れているようでした。
サビ前の小山さんパート「力を貸してくれたんだ、何度も何度でも叫び声を上げて顔をあげた」で後ろにいるコーラス隊の皆さんも一緒に踊ってるんですけど、「くるぞくるぞ」と言わんばかりに毎回後ろを振り返ってにっこにこしてる加藤さんがめちゃくちゃかわいい!バンドメンバーとNEWSのチームワークの良さを、こんなところからも感じてほっこりしました。


XXX

閉鎖的な空間の中、自分自身の歌声すら音の一部として自由自在に操り、且つそれを楽しみ、一つの音楽を生み出す。それが毎回すごく面白かったです。色んな声のチャンネルをもつ増田さんだからこその演出で、自分の声すら一歩離れたところから冷静に見ているような雰囲気にゾクゾクしました。
サンプラーをいじる増田さんの姿を横から見ることも多かったんですけど、その時の表情がまさしく職人の顔をしていて格好良い。無知でごめんだけど、あんなクラブがあるなら危うく通っていた。
歌詞からアダルティな情景が浮かんで、結果それが"エロい"に繋がるのかなと思うんですけど、かといって増田さんは別にエロくしようとしてるわけじゃない(逆にエロいとまとめられるのは不服そうな)ところが本当に刺さります。わからんけど。


走れメロスのように

沈みゆく夕日のような照明と、飾らない私服のような衣装が、ありのままの3人を表してるようで大変情緒的でした。それがここからの、等身大を表現するようなパートともあっていました。
加藤さんの歌声、特に「ゴールに飛び込む君、見送って一歩遅れるガイドランナー」の歌声と表情がどこか切なくて、毎回目と耳と心がきゅっとなります。
ラスサビで画面が三分割になるのもすごく良かったなあ。それぞれの表情が頼もしくて、自分達に与えられた使命のようなものを感じました。

Endless Summer

「走れメロスのように」は、武田鉄矢さんからの3人への手紙みたいな曲だなと思っているんですけど、その後に歌ったこのEndless SummerはNEWSからのお返事のように見えました。
聴けば聴くほど、この曲がどんどん私の中で色鮮やかになっていくような感覚があって。それは多分、3人が純度100%で真っ直ぐに届けてくれるからなんだろうな。
上手側の階段に増田さんが座って歌うんですけど、何度も上手サイドへ手を振ってくれて嬉しかった。この時の表情がまたやさしくてやさしくて。
真ん中で空と海(映像)を背に歌う加藤さんもすごく格好良かった。なんというか、凛々しかった。

カノン

ライブではお馴染みの「広い会場の真ん中にメンバーが小さくきゅっと集まる」系の演出で、心があったかくなりました。しかも始まる前、3人がマイクオフにして何かこそこそと楽しそうに話してたり、思い思いにリズムに揺られたりしてて、それがなんともエモーショナル。いつまでもこんな3人を見ていたいなあと、ちょっとセンチメンタルになりました。
「走れメロスのように」「Endless Summer」からの流れもノスタルジックで素敵だったな。
「そんな時はそっと開いてみる、あの日の扉」で扉を開ける仕草をシゲマスがシンメトリーでやってて、私の心も扉も勢いよく大全開されました。
後ろの映像もかわいくって、しかもとても凝っていて(よんチャンTVがあまりにも協力的すぎる)正直、映像を見るか3人を見るか毎回悩みました。別売りでほしい。

Agitato

個別で書いてもいいですか。
いいよ!!!!!!!!!!

毎回最高を更新してくる加藤さんのソロ曲、今回も最高でした。すきな人が作った曲を、すきな人が演出して、すきな人が歌う。こんな贅沢があっていいんだろうかと毎回手を合わせています。
「君が思うより僕は危険」の後、あえて歌わずに胸に手を当てて堂々と立つ「何もしない」演出をした加藤さんにすきが止まりません。ハイウェスト衣装も格好良かった。もう全部がすきです。

KAGUYA

まさか聴けるとは・・・!予想外でした。
これも生バンドとの相性が抜群で格好良かった。和ロックとNEWSは何度聴いても最高。赤い花吹雪が舞う中で悠々と歩く3人がとても幻想的でした。
センステで布を持ったダンサーさんがぐるぐる回りながら3人を包むんですけど、薄暗い中ゆらゆらと揺れる布がとても綺麗でした。

JUNK

3人を包んでいた布はいつしか3人をぎゅっと縛っていて、身動きが取れない中で歌う斬新さに目が離せません。
他人によって縛られ自由を失ったことで、より内に秘めたるエネルギーが凝縮されて、それが2番・ラストにかけてどんどん爆発していくのが熱い。JUNKのもつ閃光をより鮮明に感じました。
好きなシチュエーションが背中合わせな私にとって、3人それぞれが背中を預けあってるのがたまらない。
1番のサビで増田さんがカメラを握るようなところがあって、どこかの会場で見たその時の表情がすごく恐かった。暗いんだけど瞳孔が開いているように感じて、カメラの先にいる私まで握られるんじゃないかと。あと2番でほどかれた布をしゃがみ込んで掴む加藤さんが妙に色っぽい。加藤さん×しゃがむ=艶。

(0,0,0)

この振り付け、めっっっっっちゃすき。すきすぎる。めちゃくちゃ格好良い。
KMKの時のアドレナリン大放出なダンスとは異なり、動きの中にどこか余裕もあって、それが曲のもつスタイリッシュさと重なって格好良い。色でいうとブルーシルバーみたいなダンス。分かりにくいな。
自然と一緒になって拳を回してしまう中毒性の高いサビと、「こっから始まる(0,0,0)」で腕を大きく回しながら移動する振りと、顔を見合わせて「お好きなように」「手加減しないで」と高らかに歌う小山さん増田さんと、「ああ、そうだったかもな」の加藤さんのほんの一瞬感じた人間みあふれる表情と、「混ざり合って」でドアップになった時の小山さんの力強い瞳と、とにかくすきなポイントが多いです。円盤が出たらじっくり見たい。

BURN

これもずっと生で見たかった!ロックだけどただ熱いだけじゃなく、どこか繊細さや切なさも感じて、でもそれも吹き飛ばすような力強いパフォーマンスで胸が焦がれました。
花道を歩いてメンステへ戻る時、マイクスタンドを肩にかける小山さんと引きずる加藤さん。それぞれ格好良かったな。増田さんの音源以上のフェイクにも痺れまくり。
最後は赤と黒の世界の中、初回Bのジャケットと同じポーズととる3人にエモが止まらなかった。


ReBorn

この時の映像がめちゃくちゃ近未来的で、一気に時代が変わったかのようでした。どこかの司令室みたいにいくつものモニターが映し出されていて、それがすごく格好良い。たとえ下手でごめん。
これも生バンドが映える曲で、色んな音がカラフルに聴こえてきて興奮がとまらなかったな。
曲だけだとジェットコースターのような速さとスタイリッシュさを感じるけど、ダンスや音、衣装、映像など含めてパフォーマンスはすごく派手で華やかで、見応え抜群でした。この一曲で遊園地が完成するよう。

トップガン

トップガンのイントロを聴くだけでわくわくします。いい曲だよね。
ここからの衣装もまたかわいい!ツアーTシャツにジーパン、あとは各自で小物を取り入れるラフなスタイルが、リアルに感じるからこそ逆にときめく。赤ニット帽にメガネな加藤さん、下北おしゃれ大学生感があってすごくかわいかった。
「触れられない甘美な態度 このまま夢に溺れていたい」の小山さんの声の切り替えがすごい。いや、他もそう。メインの音から一気に低いところで歌えるのすごいよなあ・・・。

NYARO

この曲はにゅす恋の影響もあって、どうしても小山さんが浮かぶ・・・!
トロッコに乗ってファンに手を振る3人の後ろ姿だけでも、愛おしく感じてしまうのです。
小山さんは色々なファンサに応えていて見るだけで楽しいし、時にトロッコに寄りかかりながら覗き込むように見つめる増田さんは妙に色っぽい。そして、まるで花がふわっと咲いたような笑顔でファン一人一人に頷きながら手を振る加藤さんにはこちらまできゅんとしてしまう。 
NYAROも、サビで思いっきり声が出せるようになるといいな。 

Touch

時々カメラを見つけられなかったり、初っ端の加藤さんが忘れて慌てて指をまわしてたり、小山さんはちゅきちゅきポーズをしてくれたり、ハプニングまでかわいいの大渋滞でした。 歌い出しの「不思議だね、寒くない。まさか恋の仕業?」と歌う増田さんに毎回心はぽっっっっかぽかでした。
今回はトロッコで歌っていたけど、サビの振りもめちゃくちゃにかわいいのでまた踊っている姿も見たい。 

SUMMER TIME

自惚れお花畑人間なのは承知の上で、2つ思い出話していいですか。すみません。 
ひとつは名古屋でのこと。 
着席ブロックで見ていたんですけど、近くにいた子供に向けた増田さんの目線がとてもとても穏やかで。私がその子なら確実に初恋になっていただろうなと思うほどでした。 
もうひとつは宮城でのこと。 
トロッコがもう間もなく目の前にくる時、加藤さんは別の方向へ手を振っていたので後ろ姿を拝もうとしていたんですけど、急にくるっとまわってこちら側にお顔を向けられたのです。なんというか、心の奥底で念じていた「もう一度お顔が見たい!!!!!!」って想い(邪念?)が通じたのかなんて思うと、嬉しくなってしまいました。 
ステージ上に戻った時、カメラに向かってわちゃわちゃする3人もかわいかったな。宮城で加藤さんをサンドしてハグした小山さん増田さんがもうかわいくてかわいくて、一生一緒にいてくれや・・・。 

weeeek

楽しい時間もあっと言う間に終盤。もう終わってしまう。
なのに、最後が一番楽しくて仕方なかったです。 
聴くだけでエンジンがかかるあのイントロ、思いっきり飛びたくなるサビに加えて、2番の増田さんパート「大人になるってどういうこと?外面良くして35歳を過ぎた頃俺たちどんな顔?かっこいい大人になれてるの?」ってところで、小山さん加藤さんも合いの手をいれるように一緒に歌ってたんです。
これがもうめちゃくちゃに良くて、ふとした瞬間泣きそうになりました。このバージョンのweeeekも欲しい!毎日でも聴きたい! 
終盤センステで向かい合い、まるで子供のように大きく飛び跳ねる3人を見ながら、3人にとって楽しいことがこれからもいっぱいありますように、ずっとこんな風に笑って過ごせますようにと願わずにはいられないくらい、世界で一番ハッピーな空間でした。
 
曲をシメる時の加藤さんとコーラス隊のやり取りが毎回お茶目で微笑ましかったです。静岡でコーラス隊含めたバンドメンバー全員が、加藤さんのバク転に見せかけたジャンプを見ずに後ろを向いてて面白かった。 



ラストの挨拶はもはやプチMCかってくらいに長くて、そんなところもすごく楽しかったです。 
「バカやろう、俺の方が愛してるよ!」と毎回言ってくれる加藤さんは今回いろんなキャラクターを模索していてかわいかったな・・・。
個人的には「NEWSかっこいいっしょ!?まだまだこれからっしょ!?応援するしかないっしょ!?これからもついてこい!あざっした!!!」と強気の姿勢アキさんと、「NEWSすきぃ〜(指ハート)みんなすきぃ〜(指ハート)あまいものきらぁ〜い」と脱力系ふわふわアキさんが刺さりまくりました。本当、あなたは素敵なアイドルだよ加藤さん。ラブ。 


Coda

毎回アルバムのリード曲に心奪われるんですけど、今回は同じくらいラストも大好きです。 

ドラマはドラマで、舞台は舞台上で、物語がその中でちゃんと完結する作品がすきです。
終わりと聞くとネガティブな気持ちになりがちだけど、ピリオドを打つって勇気がいることだと思うし、だからこそ、しっかり終わらせられる作品というのはすごく潔い。気持ちがいい。だからちゃんと完結する作品がすきです。 

今回のツアーのすきなところは、このコンサート単体で楽しめるところでした。それはこの「Coda」という曲でちゃんとピリオドを打ってくれたからだと思うのです。 
この先の希望を感じつつ、「音楽」という物語はしっかり幕を閉じる。なんて潔くて格好良いんだろう。 

歌いながら背景に流れるエンドロールもすごく良かったです。
ボーカルの小山さん、加藤さん、増田さんの名前が載った後で今回のツアーに携わってくれた方の名前が流れていくのをこうして書きながら思い出していると、先日の皆既日食やワールドカップで味わった感情が蘇ってきます。 
どこに住んでいるのか、普段なにをしているのか、名前だって分からない。そんな他人の私たちがほんのひととき同じ空間で同じ時間を共有する。そして終わったら、それぞれの日常へと戻っていく。
そんな儚い時間がたまらなく愛おしくて、泣きそうにすらなって、その感情まるごと抱き締めたくなる。そんな時、私はこの気持ちを味わうために生きてて、この気持ちがすきなんだと実感するのです。 


真っ白な光の中、これからも歌う為に息を吸い込んだ3人の音でライブは幕を閉じ、MUSICのロゴは再びKMKへと戻っていきました。
立ち去る男が星に向かって告げた「最初から君の中に音楽があった。そういうことさ」という言葉のように。 


感想を書くにあたり、ツアーのパンフレットを読み返していたら、加藤さんがこう言っていました。

「3人でなぜNEWSをやっているのかといえば、それは『音楽をやるため』だから」
「音楽があるからNEWSがあり、NEWSがあるから音楽がある」

音を楽しむ。音で楽しむ。音が楽しむ。音と楽しむ。
NEWSは音楽で、音楽がNEWS。
それはまさしく、19歳を迎えたNEWSの原点であり頂点なコンサートでした。

終わってからだいぶ日も経ち、その間にプレミアムライブや歌番組、そして有馬記念とのコラボも発表されて、連日嬉しい慌ただしさが続いています。
きっと来年もわくわくするような音楽と出会えるんじゃないかと、そんな予感がしています。

幸せな音楽をたくさん奏でてくれてありがとうございました。
NEWSがもっともっとすきになった、そんな宝物のようなツアーでした。


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