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【「蘇民将来(そみんしょうらい)の子孫也】大宮八幡宮 笹の輪潜り神事に 七夕の良き日に参拝してまいりました。

【「蘇民将来(そみんしょうらい)の子孫也】大宮八幡宮 笹の輪潜り神事に 七夕の良き日に参拝してまいりました。

『釈日本紀(しゃくにほんぎ)』の「備後風土記(びんごふどき」逸文に拠りますと、昔、武塔(むとう)の神が、備後国に立ち寄られた時、日暮れとなったので、「将来」と名乗る兄弟の家に一夜の宿を求められました。先ず、弟の巨旦将来(こたんしょうらい)は裕福であったが宿を貸さず、兄の蘇民将来(そみんしょうらい)は貧しいながらも粟のご飯を炊いて歓待しました。

翌朝、礼を述べ「茅の輪を以ちて腰に付けよ」と告げられたといいます。その後、この村に疫病が蔓延しましたが、茅ちの輪を付けた兄とその家族は生き残ることが出来たのです。そうして、武塔の神は、自ら須佐雄
の神と名乗り「蘇民将来(そみんしょうらい)の子孫」と称する者は、すべてを救うと誓われたのであります。

大宮八幡宮では5月1日よりこの故事に神倣(かんならい、)境内産の笹竹を用いて、「茅ちの輪」に肖(あやかり)「笹の輪」を奉製致したそうです。

因みに「サ」は神々を表し、サクラ(神坐)、サツキ(五月)、サナエ(早苗)、サオトメ(早乙女)等「蘇民将来の子孫也」と唱えて、この「笹ささの輪」を潜(くぐり)又、「疫病退散」「新型コロナ禍熄滅(か そくめつ)を祈念して、ご神前へとお参りしてまいりました!

もちろん🎋には願い事を(^^)

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