蒼き閃光~force~END
タイトル通り、今を以て「蒼き閃光」は終了しようと思う。
といっても、哲学論を止めるつもりはない。
ただ、タイトルが気に入らなくなっただけだ。
俺はそもそも、青があまり好きではない。
「青空」。「青い海」。日照時間が長ければ「青い夜」という中々オツなものも、中にはある。
しかしこれは、あくまで俺一個人の考え方でしかないが「青」というものは同時にネガティブなことも連想させる。
例えば部屋。壁一面「青」だとしよう。何となく落ち着きもしないし、何より、無駄に疲れて仕方がないのではないだろうか。
ラブホテルには、青を基調としたデザインの部屋もあるが無論、一生そこに住む訳ではない。
一番手っ取り早く、目安にできるものは、食べ物だ。
かき氷には「ブルーハワイ」なるものはあるが、よく考えてみてほしい。他に「本当に青い食べ物」など存在するのであろうか。
もう、数年前になるだろうか。とあるテレビ番組の中で、悪ふざけで「青いカレー」を作っているのを俺は観たことがある。
完成品を見るまでも無く、俺はチャンネルを変えた。空腹だった食欲が、一瞬にして萎えたのだ。
俺は元調理師でもあるし、多角的に物事を考える人間でもあるが、そんな発想にだけは、なったことが無い。
食べ物に青は「絶対に」使うべきではないと、俺は思う。人気が出るとも思わない。多分、人間の根底の「何か」が拒絶反応を引き起こすのではないだろうか。
最も、現在の俺の愛車のカラーは青なので、こんなことを言ったら身も蓋もないが。
「やっぱり、イヤになったから塗り直してくれ。」
ゲームでもあるまいし、そんなことは馬鹿らしくてやっていられない。正にお金をドブに棄てるようなものだ。
けれど俺は、それは別に構わないと思う。流石にエクステリア迄、青だったら文句も言うかもしれないが。
要は青も、使い方次第だと言うわけだ。
俺は哲学論を書くに辺り、青は相応しくないという結論に、今回達した。
無論、次回から変える「色」も哲学論を語る上で、合っているかは分からないが。
俺は次からは「紫」をモチーフとしたタイトルに変えようと思っている。
「青と大した変わんないだろ。」
そう一瞬、考えたが「紫」はそれだけでは発現しにくい色だ。
具体的に記す。青と赤を混ぜると紫になる。
俺は今後も多角的に、且つ「自分を第三者的」に物事を視てゆきたい。
その場合、一色では駄目なのだ。皆さんの色々な「色」を見ていきたいからだ。
「色」は本当に面白い。ただその人の色の好みを知るだけで、自然と人間性まで見渡せる。だから、皆さんに聞きたい。