見出し画像

⑤発酵道と寝かせ玄米から素敵なあり方を感じる

生命が喜ぶ本物の酒。それを飲んだらいつの間にか健康になってしまう。楽しくなってしまう。幸せになってしまう。そんな酒を造ろうじゃないか。



『発酵道』読み終え、生命が喜ぶお酒を味わい
そんな次第で投稿させていただきます


✔️『発酵道』からの引用をしばらく続けます。遠慮なく飛ばしてください。


戦時中の米不足から、非常手段で始められたアル添酒(「原材料名: 米、米麹、醸造アルコール」と表示されているもの)が、戦後になって更に進化(?)した。アルコールと水で増やした酒は、薄辛くなってしまうので、醸造用糖類(ブドウ糖や水飴など)、コハク酸などの食品添加物や、グルタミン酸ソーダなども加え、甘味や酸味、うま味を整えるようになったのだ。コストは安いし、量産も苦労しない。日本酒は二日酔いしやすいと言われたのは、事実ではなく、添加物による悪酔いだったのである。
「人間として生きるとは……?」こういったことは、学生時代にでも考える人が多いのかもしれない。きっと人間には、だれでもいつかは必ず考える機会が与えられるようになっているのだろう。私自身の反自然的な行為や不調和の積み重ねが、「腐る」という事態を招いたのだ。「いかに自然との関わり方を見直すか」35歳。こらからのテーマはこれだと悟った。
2つの皿に載せられた米。1つは黒くタール状になって、ほとんどとろけてしまっている。他方は普通の状態。両者とも10年前に作られた米だというが、前者は農薬と化学肥料を使用し、後者は無農薬無化学肥料で栽培された米だった。本来の米なら、1000年前のものだって土に埋めたら芽が出てくるという。2つの米の生命力の違いに驚愕した。決断は、蔵の当主である自分が1人でするしかない。もはや効率や生産性なんて、追いかけない。私利私欲も捨てた。ただ本物の酒造りを始めよう、それだけだった。
かつて日本酒は「百薬の長」といわれた。それがいつのまにやら「きちがい水」といわれるようになった。飲み過ぎれば、血糖値も血圧も上がる。肝臓は壊す。心臓にだって悪い。果ては寿命を縮めるとまでいわれ、タバコと並んで、毒まんじゅうのように思われているのが日本酒だ。生命よりお金が優先される時代なのだ。ならば時代に逆らって、お金より生命を優先して酒を造ろうじょないか。
殺菌消毒を丁寧にした蔵は、菌のバランスが崩れてしまっている。発酵のための「場」が成り立たなくなったということだ。そんなことに精を出さなくても、昔ながらのやり方で、普通にきらいにしていればいいのに。人間の「言葉」や「意識」、ほんとうのところ「場」というか環境はいかようにでも変わっていく。
日本人の食卓は、いつの間にか50年前とはすっかり様変わりしてしまった。そういった食の乱れは、多くの病気や不幸をもたらしてきたといっても過言ではない。なにより心配なのは、子ども達の体と心だ。骨折が増えたといわれれからそう時間がかからないうちに、今度は高脂血症や糖尿病がみられるようになった。98%の小中学生に、すでに動脈硬化の兆候が現れているともいわれている。間違った食事は心の平安をも奪ってしまう。「疲れた、だるい」という倦怠感を訴える子ども達。キレて攻撃的な感情の変化も飲食物に原因があると言われている。さらに大人達に蔓延しているうつ病が小学生に起こっているというのも、食との関連性が指摘されている。
微生物の世界をのぞけばのぞくほど、感心させられる。謙虚な姿勢でありながら、自分らしく、楽しく、仲良く生きているようにみえる。そこには大きな共生の世界、仲良しの世界、感謝と報恩の世界だ。本来自然界は、調和と愛の世界だったのではなかっただろうか。
蔵の環境を大きく変えるのに貢献したのは「炭」だった。電子技法栽培とは、炭、水、空気を活用して土を健康にし、光合成の働きを高めて栽培する方法で、病害虫の発生しにくい環境で作物を健全に育てる農法である。生命力のある米ができる。なら、人間の体も丈夫になるかもしれない。古くから日本人の生活に取り入れられていた炭は、湿度を調整する機能や消臭効果、マイナスイオン効果、遠赤外線効果、電磁波防止効果などでも話題になっている。
玄米は、土に蒔けば、芽が出て根が出て、実になっていく。1粒が千倍にも万倍にもなる。これは玄米が生命を生み出していく力、そういう生命力をもちあわせてあるからであって、白米をいくら蒔いたところで、芽がでることはない。
添加物だらけの不自然な酒造りから、利益もなにも手放したところから、状況は好転してきた。倒産寸前の蔵が、再生の道を歩むことができたどころか、新しく生まれ変わったのだ。空っぽになるまで吐き出せば、自然とうまくいく。これでいいんだよ、微生物と同じ生き方でらいいんだよ。大丈夫だよ、きっと発酵する。


✔️こうして出来た発芽玄米酒「むすひ」


いただきました✨

画像1

著者が「日本一まずい酒です」とよく言って販売する「むすひ」

玄米の浸水に失敗し、発酵して独特の臭みが出ることがあったので、そういった味を想像していたものの……

おいしかったぁ〜💕
シュワシュワ感に次いで、どぶろく風の独特な味わいが広がり、喉を越えると後からジンワリあたたかくなる

病みつきになるお酒でした

久々に飲み会したくなる

味の好みは分からないけれど
みんなが楽しく健康になる飲み会


玄米の生命力、パワーをいただきました🍶


『発酵道』を読みながら「寝かせ玄米」の導入を始めた、偶然のコラボ✨
覚書&自己満の連載となりました


✔️今、そして今後の支えとして有り難き『発酵道』


大きな目標とともに新しい挑戦を始めた今
『発酵道』から多くの共感や学びを得て
何度も励まされている気持ちになりました


✔️『発酵道』を読みながらの裏話


上記の最後に『免疫力を高める最強の浅漬け』を載せましたが、著者である藤田紘一郎先生も『発酵道』で登場してきました

連載中断していますが、下記の投稿でも『水の教科書』で参考にした著者です↓

藤田紘一郎先生との共通点……

色々な名前で呼ばれているこの博士
寄生虫を飼っていたことでも有名です
http://www.mizu.gr.jp/fudoki/people/028_fujita.html


そして1番相性の良かった寄生虫は
私と同じ名前の「キヨミちゃん」

そんな繋がりも知り
色々とご縁があるなぁと感じております


ここでも、発酵道から繋がりが結ばれたようで驚きました


また『お水のはなし①』投稿で、我が家で水の浄水に炭を用いていることをお伝えしましたが


『発酵道』でも炭の魅力が非常によく書かれていました

「家中炭だらけにしたい!」

そんな気持ちが湧き上がっています笑

いつかお店を開いたら
色々な所に炭を置いて

居るだけで自然と体も心も浄化される

そんな風にしたいなぁとワクワクしてしまいました✨






〜美味しく食べて欲しいと願う歯科医師だからこそ、正しい食やファスティングをお伝えします〜



https://www.fasting.bz/branch_list/横浜幸ヶ谷支部/


ファスティングにご興味がある方はこちら💁‍♀️↓
https://www.fasting.bz/fasting/kawase_kiyomi/

ファスティングマイスター検定にご興味がある方はこちら💁‍♀️↓
http://fasting.bz/meister/606

商品にご興味がある方はこちら💁‍♀️↓
https://smartwebservice.biz/FKGVM/FastingLife/WEB/RegistrationPlus/Step00/?prm=Zzlbu52ciIw1JvVhvlu17hMl7A92hHQX8ULRJro%2fVCosmIUVtRV1wFpP%2b7lcTdVH

https://www.fastinglife.co.jp/


※私自身のカウンセリングや物販体制は準備中です😊
noteサークルでの対応も検討しております✨
ついつい色々サービスしてしまいたい気持ちと、noteなどが全然使いこなせていない現状、本職と家庭のタイムマネジメントが緊迫しており、多くの調整が必要な状態です🙏
どうぞ温かい目でお待ちください。
簡単なご相談でしたらお受けします♪


食問題、環境問題を改善し、子ども達に明るい未来を提供したいと思います。未熟ですがその為の発信ですので、現時点で投稿を有料にするつもりはありません。もしサポートいただけるのであれば夢の実現に全力で活かさせていただきます。