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デイトレーダーの私が楽しく働く従業員がいる飲食店で食事をした結果「虚しさ」を覚えた話

※本記事は2018年2月22日に書いた記事が好評だったため、noteに転載しております。


私はトレーディングが好きです。

しかし昨今の仮想通貨市場の乱気流相場に飲み込まれ、身体は満身創痍に。

 

昨日もイタリアで突風が吹き、

頭から足の付け根まで身体全身が安らぎを求めていました( ノД`)

 
イタリアの取引所BitGrailがハッキングに遭い(!?)NANO暴落【被害総額220億円相当】

 

※誰にも邪魔をされず、自らの好きなトレーディングに集中しつつ、

それでいて他を圧倒するパフォーマンスを叩き出すべく、

私は仮想通貨のアービトラージの実践に向けて研究しております。

そこで仮想通貨のアービトラージの研究費用を捻出するために、

ある程度デイトレードも並行しています。

 

また今日は渋谷でミーティングが控えていたということもあって、

渋谷のカフェ、あるいはレストランで

ゆっくりブランチをとることにしようと決めたわけです。

 

(昨晩はイタリアで起きたNanoハッキングの一件を受けて夜明けまで対応に追われ、

また気持ちが高ぶってしまい、満足に眠ることができませんでした。)

 

思い立ったが吉日、

グルメな友人にそのようなレストランを聞いたところ、

下記のお店を推薦してくれたので私は足を運びました。



店内に入り、まずびっくりしたのが

接客から調理、配膳と全ての業務をスタッフが行っているという点です。

(客席から厨房は丸見えなので、ごまかしはききません。)

 

しかも店員さんは皆が皆キビキビと楽しく働いています。

システムを使って生産性を極限まで引き上げている私に負けじと劣らずの、

オペレーションが目の前で行われていて、

ここまでのクオリティを全スタッフにスタンダードとして位置付けるのに

どれだけの教育コストがかかっているか想像もつきません。

 

食事の美味しさは言わずもがな。

 

 

 

接客、調理、配膳、味、そして何より店内の清潔感。

全てが完璧に行き届いている様子を目の当たりにしたことで、

私は「虚しさ」を覚えました。

 

より自由に、より人間らしくありたい!

と誰よりも強く願って

時間あたり生産性を極限まで高めている私が、

元来生産性が低いと揶揄されがちな飲食店のスタッフの姿勢に心を打たれたのです。

 

ここまでのクオリティを標準化させるための全スタッフの血のにじむような努力と、

それを掲げ、目指す経営者のストイックな姿勢をひしひしと感じました。

 

(加えて飲食店でそれを成し遂げているのですから、

言葉が幼稚ではありますが、「すごい!」としか形容できません。)

 

今日のランチ(朝昼兼用だったのでブランチ)は、

トレーディングという手段が目的化しつつあった私に、

「より人間らしくありたい」という本来の目的を

思い起こさせてくれました。

 

酢重ダイニングさん、素晴らしい休日のランチを過ごすことができました。

 

ごちそうさまでした。またきます。

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