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なんてことない 日記 - パパ(ヘンリー・ジョーンズ・シニア)はド天然

『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』を見ました、見て本当によかった!インディ・ジョーンズの映画シリーズで一番好きな作品かも 🥰

この最後の聖戦は近所のレンタルビデオ屋で借りたような記憶があります、テレビ放映より前の それこそ11才辺りだったような。

まだまだ子供過ぎて舞台背景を全然理解できなかったから「岩の大玉もトロッコもキュートなショートも全然出てけえへんやんけ!むしろ性格的にワケ分からんオトン(ヘンリー・ジョーンズ・シニア)やんけ!」という取るに足りない理由でその後見返すこともなく、42才の今 ほぼ初見のような感覚で楽しく見れました。

あの頃の私が理解できないのはまあ仕方ないとは思います、歴史(世界史)とキリスト教に関する知識がほぼないため。

それこそ11才のアホな子供にコロナドの十字架と急に言われても分からない、調べるとコロナドとはスペインの探検家フランシスコ・バスケス・デ・コロナドのことだったのも今日知りました。

当然 アーサー王も求めた 聖杯が最後の晩餐で使用され 後にロンギヌスの槍(聖槍)で刺されたキリストの血を受けた聖なる力を宿す杯で、聖遺物である と言われてもなんのことやらやっぱりさっぱり分からず、11才のアホな子供は聖杯を守る700才のじいちゃんスゲーくらいしか分かりませんでした。

みんながみんな、C教(元ネタ、『チ。―地球の運動について― 』)一般教養として常識っしょ、という設定でも困惑します。こちとらインターバル期間が バテレン追放令が出された 安土桃山時代からのざっくりスパンな島国生まれ島国育ちなんすわ。禁教令廃止から149年、まだまだリスタートからの小僧っ子扱いで お手柔らかにお願い申し上げたいのです。


でも今はとてもいい時代で、真のファンがあらゆる取りこぼしを手広く分かりやすくカバーするファンダムのWikiがあるため 映画鑑賞時の小さな疑問が尽く解消され更に楽しく見ることが出来ました。持つべきものは友(ディープなギーク)の圧倒的知識量です!


まぁ本音を言うと、今回は聖杯云々より拗れに拗れたジョーンズさん親子の関係が危険とスリルに満ち溢れた冒険でお互いの距離が縮まり、はからずも兄弟になったり 取っ付きにくくて笑顔一つ見せないと思わなかったお父ちゃんが実はウルトラ ド天然なお茶目な人だった、ってのが本当によかった。

ヘンリーさんは悪気のないド天然なのでインディよりも自分の研究成果である聖杯日誌や(後にレプリカと分かる)壺を心配しますが息子が命を落としたと勘違いしたときは深い悲しみに暮れ、インディも何だかんだボヤきながらも瀕死状態の陥ったヘンリーのためにいつも以上の危険をも顧みず聖杯を手にする為にトラップに挑む。すごく不器用で不格好な親子愛が丁寧に描かれていて、親子なんだけどバディムービーでもありました。




私「めっちゃ面白かったし、二人の不器用な親子愛に感動した! 👩 」

夫「やろ、俺 子供んときからインディ・ジョーンズの映画シリーズん中でこれがいっちゃんすっきゃねん!(一番好きやねん)👨 」

私「分かる、あたしも3が一番好き!イヤキチ言うと3でキレイに終わってくれてよかったよな、ってくらい完璧やった 👩 」

夫「来年5か… 👨 」

関係者曰くハリソン・フォード演じるジョーンズ博士の冒険は5作目で完結するそうです、なんやかんやいうても終わりって言われると寂しいな、『ヤング・インディ・ジョーンズの若き日の大冒険』をもっぺん見たいです。



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