![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130613084/rectangle_large_type_2_bb9a6bfedc499a12c73fef215dabfaeb.jpeg?width=800)
【オールドデジカメ】OLYMPUS CAMEDIA C-2000Z カメラらしいメディア
ノストラダムスの大予言に世界が
慄いていた1999年、当時デジカメ
業界を牽引していた中のひとつ、
オリンパスから発売されたのが、
CAMEDIA C-2000 ZOOM。
10万円を超える高級機としてチープに
見られがちだったデジカメを、既存の
カメラマニアをも心酔せしめるカメラ
らしいレトロなデザインと、開放F2.0
という明るいレンズを持ってデジカメ
揺籃期の名機として仕上げられた。
![](https://assets.st-note.com/img/1707712123389-tgnVwHoFcu.jpg)
デザイン性と機能性を兼ね備えた
グリップに象徴されるフォルムが、
他のカメラメーカー製品も含めて、
スタンダードになっていく契機に
なったデジカメのひとつだ思う。
![](https://assets.st-note.com/img/1707712534103-8wAFEqtnBU.jpg)
改札ドーム内にも同じモチーフの飾りがある。
![](https://assets.st-note.com/img/1707713019225-ljYTd1DPmT.jpg)
丸の内ビル群が迫って見える。
![](https://assets.st-note.com/img/1707713082505-ixgbIFh8I8.jpg)
高速シャッターで水の動きを止める。青緑色が映える。
このカメラの記憶媒体は今はなき、
スマートメディアを採用している。
当時としてもSDカードやCFカード
に押されて風前の灯だったはずだが、
会社の事情なのかどうか今となっては
オールドカメラとして扱いづらい原因
となってしまった。
![](https://assets.st-note.com/img/1707713609843-gIUrwDwFar.jpg)
少しザラついた青味がかった画像を見ると、
そもそも写真てこういう写りだったよな、
といった印象を与えてくれる。
特に現在はパソコンやスマホで写真を見る
機会が多く、200万画素でも耐えられる。
低画素数でCCD撮像素子とかいうカメラが、
今のニーズにフィットしているという逆説。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?