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お金のロードマップ32話 金持ち父さん貧乏父さんの教え5vol.17 才能を開花させるためには度胸が大切

前回は専門的な4つの知識「会計学・投資力・市場の理解力・法律」といったファイナンシャル・インテリジェンスを鍛え、お金のために働くというラットレースから抜け出していこうというお話しをしました。
前回のまとめですが、
①会計力・投資力・市場の理解力・法律力のファイナンシャル・インテリジェンスを伸ばしていこう
②会社を持つことにより税の優遇措置や保護が受けられる
③ラットレースから抜け出すためには現状のままではいけない
です。
 
 

度胸を持とう


自らの才能を開花させるためには何が必要なのでしょうか。
そして才能に蓋をしてしまっているのはなぜなのでしょうか。
答えは簡単です。
気持ちです。自分を信じる気持ちですね。疑わないこと。
自分の考えや行動を信じることができなければいったい誰があなた自身を信じるのでしょうか。
「疑いの気持ち」「自信のなさ」は自分の足を必ず引っ張ります。
そしてマイナスな思考はできない理由、やらない理由を探し始めて結局何も手元に残らないということが起こります。
みなさんはうすうす気づいているかもしれませんが、学校教育を終え、仕事につくとそこで大切なのは学校での良い成績ではなく、成績以外の「何か」であると。
「やる気」「大胆さ」「世渡り上手」「粘り強さ」「コツコツやる継続力」「フットワークの軽さ」などの「何か」です。
こうした特質は時として反対の性質を持っています。それは必要とあらばすぐさまひざまずいて相手にすがるという側面です。
他人に依存した自分の人生を生きていない状態ですね。
どちらが良いとか悪いとかという話はしませんが、他人任せな選択は車のハンドルを他人に任せ、行き先も他人が決めている状態だと言えます。他人が決めたルートに文句をいうわりに自分では運転をしないという滑稽な様です。
自分でハンドルを握れば、どこに行くのか、どこで休憩するのか、どのくらい速度を出すのか、誰を乗せるのか選ぶことができます。
 
自信のなさや恐怖心、疑いの念が自らの才能の開花を邪魔しているのです。
成功するための道を拓く人は行動や発言をどんどんしていける「度胸のある」人です。
言い換えれば「大胆さ」「果敢さ」があるということです。
生きているだけで様々なリスクを持ち合わせているのにこれから起こる可能性の低い事象に気をとられ、怖気づくのではなく、度胸をもって行動していきましょう。
お金のことになると人は安全・安心・安定・リスクなし、といった言葉を好みますが、その道を歩き続けた結果が今のあなたです。
結果は困難を伴って出すものであって、安全や安心な道を歩き続けた人は望んだ結果を手にすることはできません。
自分の選択肢を増やしながら心配事の9割は起こらないと認識して、度胸をもって行動しましょう。
 

変化の時代


われわれの生きている時代は刻一刻と変化していきます。
寝ている間にも技術は進歩を続けます。
大成功を収める会社、倒産する会社、吸収合併やダウンサイジングを余儀なくされる会社、政府による増税や制度の改正、枚挙にいとまがないほど変化していきます。
世の中は変化していくのに一個人が変化しないということは対応できていないということです。対応できていないということは学んでいないということです。
変化を受け入れないということは流されるままに生きますか、という問いにイエスと言っているようなものです。
変化を恐れず、楽しみましょう。
「今だけ」「自分だけ」「お金だけ」という考え方ではいずれ破たんします。次代を担う自分の子どもに対して何も残せず、その子どもたちも世の中の変化に対応できすに搾取され続けていきます。
ファイナンシャル・インテリジェンスを高め、鍛えることはチャンスを掴む確率を上げてくれます。
本書ではこれからの時代は

大胆に前に進んで行く人と、腐りかけた救命浮き輪にしがみついたままの人とが同居する時代となるだろう

金持ち父さん貧乏父さんより引用


と述べています。
昔は土地が財産でしたが、今は情報が財産です。
世界や国境という枠組みに囚われず日夜光速で世界中を飛び回っています。
これだけ情報が世の中にたくさんあるにも関わらず貧困の格差のみならず情報格差も起こっています。情報は待っていても自然と入ってきません。自分から取にいく必要があります。それこそ情報についても持てる者と持たざる者の差が出てくるでしょう。
DX、AI、5G、IoT、メタバース、NFTと多種多様なデジタル技術が浸透しています。
情報網の発達により時代の変化に対応し、取り残されないようにしましょう。
 

まとめ


①才能を開花させるためには度胸が大切である
②変化を恐れず、流されず、受け入れよう
③変化の時代に対応して情報を取りに行き、取り残されないようにしよう

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