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お金のロードマップ27話 金持ち父さん貧乏父さんの教え3vol.12 資産を築くためには今の仕事に全力で取り組む!!そして資産を蓄える

前回は資産を生み出すビジネスを持ち、自分の人生を生きて行こう、という内容でした。
日本では設立した会社のほとんどは維持できない、または合併吸収されるなど起業するにはリスクが高いかもしれませんね。ビジネス=起業とは捉えず、巷に広がっている方法を鵜呑みにしない。そして学び続けていくことが必要だと感じます。
前回のまとめですが、
①ビジネスにより資産をもつ
②企業の生存率は30年後にはほぼ0
③すぐにお金持ちになろうとせず、支出を抑え、負債を抱えず、資産をもつ

今回は資産を蓄えるというお話しをして、次回からは金持ち父さん貧乏父さんの教え4に入っていきたいと思います。
 

資産とは何か


本書に書かれている資産を見る前に広辞苑に掲載されている「資産」とはどんな意味なのか見ていきましょう。
①現に人や団体が保有する土地・建物・金銭・債券・株式などの積極財産。
②企業会計で、過去の取引の結果としてその企業が支配している経済資源。
を資産と言うようです。
次に角度を変えて、法人や個人の「資産調査」を実施する際はどのような項目を資産として捉え、調査しているのか見ていきましょう。
・預金口座などの残高調査
・不動産調査
・借入金などの金銭問題の調査
などを調査することが資産調査というようです。
「資産凍結」という言葉もありますが、これはどういった意味なのでしょうか。
具体的には、銀行に命じて銀行口座からのお金を引き出すこと、送金することを禁止したり、土地の登記を変更すること禁止するといったことです。
ここまでを簡単にまとめると資産とは流動性の高い預貯金、株、債券と流動性の低い家や土地などの不動産の大きく2種類になるのかなと思いますが、ここで本書の資産とは何か見ていきましょう。
1.自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス
2.株
3.債権
4.収入を生む不動産
5.手形、借用証書
6.音楽、書籍などの著作権、特許権
7.その他、価値のあるもの、収入を生み出すもの、市場価値のある物品など
1~7が主に本書でいう資産にあたります。
自分ではなく、お金に働いてもらうための仕組みです。
ここで大切なことは好きではないものに人間は注力できないということです。
みなさんは自分の好きなことであれば苦ではないはずです。
例えば洋服が好きな人であればウィンドウショッピングや通販サイトを見る事、スポーツが好きな人はスポーツ観戦や実際にプレイすること、ゲームが好きな人は時間が経つのも忘れるくらい熱中して取り組んでいると思います。
本書でも同じように「それが好きで一日中見ていたり関わっていたりしても疲れないようなくらいそれが好きである必要がある」と言っています。
ぜひみなさんも資産を築くさいは自分が熱中できそうなものを見極めて取り組むといいと思います。
私は今貯金にフォーカスをあてて取り組んでいますが、友人から言われた「貯金残高は自分のHP」という言葉を今でも忘れずに大切にしています。
当たり前のことですが、それを意識できていない人が多いと思います。
手元にある有り金を使うだけ使ってその場限り幸せな気持ちになったとしても将来には何も残りません。
貯金ができるというステータスはお金に対して自立できているという証明にもなりますので、ぜひ何事もコツコツ継続していきましょう。
 

今の仕事を続けながら


ほとんどの人は今ついている仕事を辞めた場合、収入がなくなると思います。
資産を築くにもそもそも原資が必要ですから、仕事を続けながら資産を築くこと、学び続けることは継続していかなければなりません。
そして手にしたお金は手元から出て行かないようにすることが大切です。
損益計算書でいう収入から貸借対照表の資産へお金が移るよう、お金を蓄えていくのです。
この資産からの収入が貸借対照表の支出を上回ったときにラットレースから抜け出すことができるのです。
簡単な道のりではないのかもしれませんが、現状を変えたいという意思があるのならばコツコツと始めていきましょう。
私の経験上いきなり投資を始める事はおすすめしませんが、まずはコツコツ貯金やお金についての勉強を始めていきましょう。
お金持ちでない人がよくやりがちなことはクレジットカード払いやローンを組んでぜいたくな物を購入するということです。
成功体験を積み重ねるという意味ではたまには少しの贅沢をして理想とする自分を描くことはモチベーションの維持に繋がりますが、多額の支出を伴って将来のお金を減らしていくと資産はいつまでも築けないかもしれません。
 
お金のロードマップをこれまで書かせていただき、そもそものお話しをしていなかったので、少し書かせていただきますが、当たり前を当たり前だと思わず、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
世界を見渡すとその日食べていくのがやっと、という人たちがたくさんいます。
増税がどうたら、電気代がどうたら言う方がたくさんいますが、3食食べられて、携帯やテレビが見られて、温かい寝床があるだけで素晴らしいことです。
収入などの差はあれど日本がいかに恵まれているか理解するべきで、その日本にいるにも関わらずさらに文句を垂れる。文句を言う前に行動したり、勉強したりするべきだと思います。
恵まれた状態からひもじい状態になった時、あなたはこれまでは恵まれていたんだと理解するはずです。
私の知人が「チェンジにチャレンジ」という言葉を言っていましたが、何もしないという選択ではなく、何かしら現状を変えるように行動していきましょう。
 
そう、口を動かす前に行動あるのみです。
 
 

まとめ


①資産を築くときは好きであることに取り組む
②今の仕事を続けながらコツコツ蓄えて行こう
③当たり前のことを当たり前だと思わず口より先に行動していこう

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