見出し画像

2022年上半期乃木坂楽曲ソート【20~11位】

どうもおはこんばんにちは私です。

この間、いろいろなオタクさんの楽曲ソートnoteを読み、各楽曲に対する様々な思いとあらゆる角度の考え方があっておもしろいなぁと思うなどしました。当たり前かもしれませんが、同じ楽曲を聴いても見えている景色や頭に浮かんでいる情景は異なるってことですね、趣深ぇですわ~(日記)

ということで、懲りずに20位から11位まで徒然なるままに書いていこうと思います。

ちなみに、見出し画像は本日情報公開があった筒井あやめ選手が出演する、2022年10月21日スタート 毎週金曜深夜0時52分~1時23分放送のドラマ25「真相は耳の中」キービジュアルです。

みんなで盛り上げていきましょう。初森~~ベマーズ!!(古の掛け声)

はい。(行きます)

================================

20位

全部 夢のまま

この曲は「人生最後の日にクソデカミラーボールの下で今まで自分の人生に関わってきた人たちと肩を組みながら歌いたい楽曲」ですよね分かります。
𝑺𝒉𝒂𝒍𝒍 𝑾𝒆 𝑫𝒂𝒏𝒄𝒆

前回の30位~21位までのnoteでもしばしば記述しましたが、康くんの描く"僕"は基本的にいつも女々しく、ナヨナヨしており、お酒の場で「僕くんあのさぁ…」と説教したくなることは自明だと思うのですが、

みんなが見ているのに抱きついたり 泣き叫んで怒ったり
激しすぎる感情 そう 受け止めることに
疲れちゃったんだ ごめん
- 出典:『全部 夢のまま』/ 作詞:秋元康 作曲:you-me

という歌詞からも読み取れる通り、この楽曲における"僕"は珍しく立場が"君"と逆転しています。

そこで、この楽曲の歌詞自体「実はこういう男になることを夢見ている」という"僕"からのメッセージで「全部 夢(=理想)のまま(の姿を綴っています)」であると考えてみると、いつも女々しい"僕"の本音(プライド)が垣間見えてくるのかもしれませんね。まぁこれも全部オタクの戯言ですが。

夢なのか それとも現実かのその隙間で
僕たちは何も言わず歩いた
- 出典:『全部 夢のまま』/ 作詞:秋元康 作曲:you-me

ライブ/ミーグリ後のオタクくんの描写かな?


19位

制服のマネキン

「AKB48リクエストアワーセットリストベスト100 2012」初日に乃木坂46を知る
⇒「漢字ぃ(ノブ)

1stシングル『ぐるぐるカーテン』を聴く
⇒「ぐるぐるすなぁ(ノブ)

2ndシングル『おいでシャンプー』を聴く
⇒「シャンプーは来ん(ノブ)

3rdシングル『走れ!Bicycle』を見る
⇒「衣装の輝度ぉ(ノブ)

となった後、

4thシングル『制服のマネキン』を聴く
⇒「ええやん(私)

と一気に乃木坂にハマるきっかけにもなった楽曲。

今まであらゆるライブで何度も

僕にまかせろ
- 出典:『制服のマネキン』/ 作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦

を見てきたけれど、やはり「真夏の全国ツアー2017 FINAL! IN TOKYO DOME」での生生星3人フロントの景色は一生忘れられないと思います。とにかく鳥肌がすごかった。

人生の図

謎に一時的に振り付けが変わったり、クソダサ衣装(やめな)があてがわれたりすることもあるけれど、今でも変わらずライブで見たいと思う楽曲です。

卒業を待ってみたところで 何も変わらないだろう 
今しかできない チョイスもあるさ
- 出典:『制服のマネキン』/ 作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦

当時はあまり意識していなかったけれど、今になってこの歌詞に考えさせられますね。寝かせれば寝かせるほど味わい深くなる、的な。
康くん、副業でカレー屋やってる?


18位

風船は生きている

イントロスコスコ侍〜〜〜〜(刀を振り回しながら)

つらい時には 休んだっていいじゃないか
ペチャンコ潰れて ダメな僕も僕なんだ
- 出典:『風船は生きている』/ 作詞:秋元康 作曲:泉佳伸/三好翔太

とあるように、乃木坂には「頑張れ」と気持ちを鼓舞して引っ張ってくれる楽曲だけでなく、「そういう時もあるよ」とそっと寄り添ってくれる楽曲の双方が存在していることで救われている人がたくさんいるんじゃないかなぁと思ったりします。

やさしさとは 何なんだろう?君に駆け寄る速さか
それとも落ちた涙を 一緒に拾うことか
- 出典:『やさしさとは』/ 作詞:秋元康 作曲:古川貴浩

やさしさの在り方はこれまで楽曲を通して問われてきましたが、それに対する解釈もまたあらゆる楽曲にちりばめられているのように思えます。
やさしさとは本当に何なんでしょうね………………………


17位

ごめんねFingers crossed

真夏の全国ツアー2021年を経て遠藤さくら選手の領域展開にすっかり囚われてしまったと言っても過言ではない一曲。

しばしば語られる福岡公演1日目のパフォーマンスは「凄かった」という言葉では言い表すことが出来ない、ひいては畏怖の念すら抱いたことを覚えています。

時にアイドルはその「儚さ」「脆さ」のようなものが美学として語られることがありますが、あの時の遠藤さくら選手からはそんな単純かつ綺麗なものではなく、ふとしたことで壊れてしまいそうな、そしてもう元には戻れないような「危うさ」すら感じられました。(もちろん一方でそこまで感じさせるパフォーマンス力が凄まじい、という考え方もありますが)

リリース当時はここまで鬼気迫るものを感じるような楽曲になるとは思えなかったのでいい意味で裏切られました。

君の幸せをずっと祈ってるよ
- 出典:『ごめんねFingers crossed』/ 作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦・APAZZI

シンプルなフレーズだけどクるものがありますね。
オタクには実に刺さるフレーズです。(遠くの空を見ながら)


16位

君の名は希望

楽曲ソートをやっていると、単純に「この曲が好き」というだけではなく、"どうしても記憶と深く結びついてしまうもの"がありますが、この曲がまさにその1つです。

康くんも

(君の名は希望』を初めて聴いた時どう思った?)
デモで杉山勝彦さんの曲を聴いた時に、ようやく巡り合えたな、と。
- 出典:2022年6月17日放送 日本テレビ系「MUSIC BLOOD」より

と語るように、乃木坂46とは切っても切り離せない楽曲であり、それは初期メンバーの殆どが卒業し、グループの姿が変わってきている今でもそうだと思っています。

また、乃木坂46のカラーを形作った楽曲として代表的なこの曲の中でも

希望とは 明日の空
- 出典:『君の名は希望』/ 作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦

というフレーズが特に印象深く、好きです。

生駒里奈さんの卒業コンサートにて「(5作連続でセンターに立った)生駒さんをイメージして書いた、グループを卒業しても乃木坂46の希望でいてください」と康くんもコメントしていた通り、当時の乃木坂46というグループにとって生駒さん、そしてこの楽曲が持つ意味がとても大きかったように思えるのですが、結成から10年経った今、あえて「希望とは〇〇」である、と定義するならばどんな言葉が当てはまるのでしょうか。

また、そのように意図されたものかは分かりませんが、結成10周年楽曲である『他人のそら似』にある

君は僕のこと 覚えてるか?
- 出典:『他人のそら似』/ 作詞:秋元康 作曲:youth case
君は一体 誰なんだろう?
- 出典:『他人のそら似』/ 作詞:秋元康 作曲:youth case

という歌詞において、「君=希望」に置き換えてみると、10年を境にグループとしての新時代に突入していくために、乃木坂46にとってキーワードになっていた"希望"という言葉の再定義を投げかけているように感じられ、とてもワクワクしました。

まだ自分の中でしっくりくる言葉が見つかっていないので、これからそういった部分を意識してグループを見るのもまた一興かなと思います。

10周年を迎え、常に変わり続ける乃木坂46というグループがこれからもあらゆる人にとっての"希望"であり続けてくれることを願うなどしています。
本気(マジ)で頼むぞ、康。いや、本気(マジ)で。


15位

涙がまだ悲しみだった頃

はい、めっ好き~~~~~~~~

今でこそ披露されること自体珍しい楽曲になってしまいましたが、自分にとって真夏の全国ツアー2022初参戦だった仙台公演2日目までセトリネタバレを死守してきたのでイントロを聞いて頭を抱えましたそれくらい好きなのです。(まぁ、見れる回数が減っているからこその魅力がある、という考え方も出来ますが)

まず楽曲名。
「涙がまだ悲しみだった頃」、つまり「今は(必ずしも)涙が悲しみであるという訳ではないことを分かっている」と、"私"自身の成長と時間の経過を感じさせる楽曲名。刺さるんですよね、そういうの。

そもそも君(=女性)目線の楽曲が当時そこまで多い訳ではなかったのもあり、新鮮さもありました。

冒頭、"過去"を回顧するストーリーが続き、

ようやく今 泣き方を知った
頭の中 空っぽにして俯けばいい
- 出典:『涙がまだ悲しみだった頃』/ 作詞:秋元康 作曲:内田智之

というフレーズで一気に時間軸が""に戻り、当時から今までのあらゆる経験の中で涙の流し方を知った"私"が過去の自分にアドバイスをしているような構造、こんなんなんぼあってもいいですからね!

そしてイントロ、脳汁が止まらなくなりますね。
イントロ界のさわやか?

さわやかの図

MVは飛鳥選手の想いが綴られた手紙をメンバーがリレーのように運ぶストーリーになっているのですが、ここで根アケのみなさんはピンと来ましたね。
そうです、『希望的リフレイン』のMVです。

私は事情通もやらせて頂いているので分かるのですが、そのうち卒業生が登場し、全力疾走してバトンを繋ぐ系のMVが出ます。

ガチで走る1期生、見たくないですか?(見たーい!)


14位

僕がいる場所

最初のアルバムリード曲がこの曲だった時点で"乃木坂46のアルバムリード曲にハズレなし説"は既に確かなものになっていたと言っても過言ありません。

作曲は安心と信頼の杉山勝彦先生ということで盤石な布陣な訳ですが、歌詞自体を見ると"なかなか"です。

もしも生まれ変わったら(絶対) 
君にもう一度逢いたい(神様)
- 出典:『僕がいる場所』/ 作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦

⇒ まぁ分かる。

でも赤ちゃんの 僕を君は見て 
気づいてくれるか 僕だってわかるかな
- 出典:『僕がいる場所』/ 作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦

⇒ 怖い。

言いたいことは分かるものの、突然「"君"の赤ちゃんとして生まれ変わる宣言」を叩きつけてくるあたり、圧倒的に思想が強すぎる"僕“のいいサンプルとも言えますね。

杉山先生、本当にいつも"中和"をありがとうございます。

そんな"味濃いめ油多め"の歌詞を口当たりの良いものに仕上げてくれる杉山先生のメロディーと圧倒的ビジュアルですべてを解決していく乃木坂46さんはまるで黒烏龍茶ですね、心身共に健康になれる訳だわ。
乃木坂46はトクホ!(?)


13位

君に叱られた

乃木坂が誇る、

ハッピー!ジャムジャム サイコー!おどろうよ いつもの えがおで
ハッピー!ジャムジャム ジャンプアップ!!とびだそう
ステップ ふめばパラパッパッパパ パラダイス
- 出典:『ハッピー・ジャムジャム』/ 作詞:横山武 作曲:樫原伸彦

的楽曲ですね。(そうなん?)

この楽曲のセンターに賀喜子選手を任命したこと、乃木坂46 10年間の歴史の中でもまぁまぁ上位の功績だよ。康くん、やるじゃん。

相変わらず、

プライドなんかどうでもいいよ
それより僕は 君に叱られて嬉しい
- 出典:『君に叱られた』/ 作詞:秋元康 作曲:youth case
例えば世界にたった一人の君には
叱ってもらいたい
- 出典:『君に叱られた』/ 作詞:秋元康 作曲:youth case


と、サイコパス僕の独壇場となっており、10年ぶりの同窓会で久しぶりに会っ親友が当時と全く変わっていなかった時の安心感に似たような感覚すら抱きますね。

元々は落ちサビで高山選手にティアラを着けてもらう形だった振り付けも高山選手卒業後は自分自身の手で頭にティアラを持ってくる振りに変わっているのを見るたびに「いつの間にこんなに大きくなったんだねぇ……」と心のビデオカメラを回す手が思わず止まってしまうところも好きポイントですねはい。(ここまで息継ぎ無し)

基本的に終始メンバー同士で楽しそうにしているのを眺めさせてくれてありがとうね、と披露の度に深く深く頭を下げさせていただいております。(谢谢だよ。

気付けば神宮でのライブで花火楽曲に選ばれるまでに成長した君叱くんがこれからもっともっと大きくなりますように。(合掌)


12位

夜明けまで強がらなくてもいい

そもそもこの辺までくると「どれも大好きッス」で、順位もその時の自分の流行りなどが大きく影響してくるため、そこまで大きな差はないのですが、この楽曲に関してはあるFF氏が

暗闇は 涙を捨てる場所
- 出典:『夜明けまで強がらなくてもいい』/ 作詞:秋元康 作曲:山田裕介
太陽は 夢の背中を押す
- 出典:『夜明けまで強がらなくてもいい』/ 作詞:秋元康 作曲:山田裕介
不安とは 期待の裏返しか
- 出典:『夜明けまで強がらなくてもいい』/ 作詞:秋元康 作曲:山田裕介

を御三家の3人に当てはめているツイットが大好きで、「1期生だと?」「他の期だと?」「メンバーではなく各期を当てはめるとすると?」と、好奇心旺盛3歳児オタクになってしまいます。
ちなみに、4期生フロントの3人を当てはめるとすると、「暗闇は~」はあやめ選手、「太陽は~」は賀喜子選手、「不安とは~」は遠藤選手だと思います。異論は認めます。

また、フロント3人の4期生の後ろに立つお姉様達の安心感よ。実家かな?

家族写真の図

8th YEAR BIRTHDAY LIVE DAY1開幕の夜明け(遠藤選手の煽りも含め)がすごく好きなので見たことない人は是非見てみて欲しいですね。

何と今なら、定価よりもお得にお買い求めいただけるようですのでこの機会に是非。ライブ会場で見る紫色って200種類あんねん。(アンミカ)

また賀遠筒の3人フロントが見たいですね。
その時まで生きねば。(BGM:『ひこうき雲』)


11位

サヨナラの意味

おそらく乃木坂の楽曲史上最も良くも悪くも"意味を持ちすぎてしまった楽曲"だと思います。この曲のイントロが流れるだけで何人の亡霊たちが身体を震わせ、頭を抱えることでしょう...。(鎮魂歌?)

個人的にはそういった背景を抜きにしてもシンプルに楽曲として好きなので、もう少しフラットに歌われるようになったらと嬉しいなと思います。

この楽曲でセンターに立つと「えっ、何、嘘でしょやめて」とオタクたちが毎回ワナワナし始めてしまうのもアレだし、単純に「この曲でセンターに立ってみたい」と願っているメンバーもいると思うので。
(もちろん、「多用することの功罪」みたいな視点はあるのかもしれませんが、知らんけど)

ちなみに、『歳月の轍』の歌詞と『サヨナラの意味』の歌詞を見比べると同じ旅立ちを歌った楽曲でも"旅立つ側"と"旅立たれる側"の視点で見え方・感じ方が異なるので「ほぅ….」となれたりします。(オタク特有の深読みがその感覚の大方を占めているのは否めませんが)

殊更「サヨナラ」に敏感な時期、そんなタイミングだからこそ、あらためてこの曲について考えてみるのも悪くないかもしれません。

まぁ、いずれにせよ、
サヨナラに強くなれる訳なんてないのですが_______

================================

残り10曲。
続きは多分おそらくMaybePerhaps書きます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?